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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
ドラマティックに恋して
♪波乱万丈 あっという間の一生
普通に生きてるとドラマティックな場面などそうそうないけれど、TVなら何人分も味わえてしまうのだ。1960〜70年代のテレビドラマのレビュー。
▼ドラマティックに恋して
作詞・作曲・唄 広瀬香美
ジャイアント・ロボ 1967
TBSの『ウルトラ・シリーズ』大ヒットを受けて、他局でも特撮の巨大ヒーローが生まれた。フジの『マグマ大使』とNETの『ジャイアント・ロボ』だ。

ギロチン帝王率いる秘密結社BF団の秘密兵器、巨大ロボット・GR1。設計者の草間博士は陰謀を知り、コントローラーを息子の大作に託し絶命する。大作は科学防衛組織『ユニコーン』日本支部員となり、悪に立ち向かう。

特撮のロボットヒーローとしては、初めて格好いいと思った作品だ。実写版『鉄人28号』は情けない程お粗末、『マグマ大使』はロケット人間で、ムッシュビバンダム(ミシュランのキャラクター)に鏡獅子の頭、といった風情だったからだ。

『ジャイアント・ロボ』のデザインは、戦時中(設定)の『鉄人』よりリベットが目立つ等、洗練されてるとは言い難い。しかし、多くのロボットが西洋の甲冑に範をとる中にあって、古代エジプト王を思わせる頭部は異彩を放っている。物語とは脈絡のない突然変異的デザインの源はどこにあるのだろうか?

『ジャイアント・ロボ』が誕生する2年前の1965年。今では話題に上ることの殆どないイベントがあった。『ツタンカーメン展』だ。東京、福岡、京都で開催され、総入場者は293万人。規模と開催期間を考慮すれば、史上最大のイベントと称される大阪万博(動員数は6400万人)に引けをとらない盛況といえるのではないだろうか?

私が訪れた福岡会場は、完成して間もない県立文化会館(現・県立美術館)で寒風吹きすさぶ中、敷地の須崎公園を一巡りする列に何時間も並んだものだ。ちなみに、須崎公園というのは福岡市の中心部にあるが、記憶の中の景色には未舗装路がある。そういう時代だった。

福岡での動員数は58万6千人。黄金のマスクの印象は強烈で、会場で買ったアサヒグラフに掲載されていた、平山郁夫を始め日本の画家が描いたマスクの画を色鉛筆で模写した思い出がある。

『ジャイアント・ロボ』のデザインがツタンカーメンの影響を受けたという話は聞いた事がなく、横山光輝亡き今では確認しようもないが、私の記憶の引き出しには仲良く並んでいる。

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▼1967.10.11〜1968.4.1
キー局:NET

▼ツタンカーメン展 1965年

ツタンカーメン展・アサヒグラフ>>

福岡での動員数は58万6千人。当時の福岡市の人口は77万9千人。

▼60・70年代TVドラマレビュー・目次
62 隠密剣士
65 サザエさん
65 ザ・ガードマン
66 天国の父ちゃんこんにちは
66 泣いてたまるか
66 快獣ブースカ
67 怪獣王子
67 ジャイアント・ロボ
67 トッポ・ジージョ
67 チャコねえちゃん
67 ゆば ばってら
68 台風娘がやってきた
68 怪奇大作戦
69 魔神バンダー
69 柔道一直線
70 細うで繁盛記
70 アテンションプリーズ
71 おかしな夫婦
71 おひかえあそばせ
72 木枯し紋次郎
73 どっこい大作
74 傷だらけの天使
75 赤い疑惑
75 長くつ下のピッピ
77 幕末未来人
77 赤い激流
77 時間よ、とまれ
77 男たちの旅路
79 熱中時代
80 ザ・商社

▼バラエティ番組
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