昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Oct.2006
ドラマティックに恋して
♪波乱万丈 あっという間の一生
普通に生きてるとドラマティックな場面などそうそうないけれど、TVなら何人分も多味わえてしまうのだ。
▼ドラマティックに恋して
作詞・作曲・唄 広瀬香美
幕末未来人 NHK少年ドラマ 1977

♪雪の降る街を 雪の降る街を

テレビドラマ初出演の古手川祐子が演じる謎の少女“ゆき”が口ずさんでいた。原作の『*名残の雪』に“ゆき”は登場しない。(*眉村卓・短編集『思いあがりの夏』)

受験を控えた高校生、和田と伊藤は横須賀に戦艦三笠を見に行き、幕末の日本へタイムスリップする。持っていた日本史年表が原因となって、桂小五郎が池田屋で斬られる等、歴史が変っていく。二人は元の昭和へ戻れるのか・・

いわゆるタイムパラドックスもので、聞いたことのない元号が交付され、変わっていく歴史に元の世界が無くなって(変質して)しまうのではないかという不安がよぎる中、“ゆき”の口ずさむ『雪の降る街を』が、どこかで昭和との日本との繋りを暗示していた。

眉村作品はアンデルセン童話に似て、救いのない後味の悪さが特徴でもあり良さでもあるが、TV版は眉村色が薄かったように思う。とはいえ、若い頃の吉永小百合を思わせる新人・古手川祐子は魅力的だった。

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▼1977.9.5 〜29
月〜木曜18:20〜18:40
制作: NHK
原作: 眉村卓
脚本:蓬莱泰三
出演:
和田文彦(星野利晴)
伊藤良(沢村正一)
ゆき(古手川祐子)
仙吉(犬塚弘)
たか(万里昌代)
樫岡(蟹江敬三)他

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