こんな僻地の町にも、一軒だけ本屋さんがあったが、本屋さんとは名ばかりで、僅かな雑誌と古ぼけて、いつからあるのか判らない文庫本があるだけで、 店の商品の9割は文房具だった。 そんな中で手に入った少女雑誌は、『りぼん』『なかよし』『マーガレット』あたりだった。
小学3年生のある日、友達に薦められて手にとった本、それは『別冊マーガレット』!
当時の『別マ』の看板漫画家は、美内すずえ、和田慎二、河あきら。 とてつもなく個性的な面々がズラーッと勢ぞろい!
手にした『別マ』の巻頭カラー作品は、美内すずえの『みどりの炎』。海外のパニック映画をまんが化して主人公を少女にした様な作品。和田慎二は『銀色の髪の亜理紗』を連載していて、こちらはミステリーと冒険小説の要素を併せ持った作品だった。
河あきらは、時に深刻なシリアスものも書いていたが、基本路線はお笑い! 《おたく》と言う呼びかけを当時からすでに作中で使っていて、かなり異色な才能を発揮していた。
その三人に加えて、浦野千賀子などの大御所作品があり、これぞ少女マンガ!と手を打ちたくなる市川ジュン、忠津陽子、西谷祥子、いまいかおるの『フーちゃん』など、読み応えのある作品が目白押し状態だった。
この頃から先にあげた美内、和田、河の三氏に傾倒し、その後、今日に至るまで読み続ける事になる。
アドベンチャ―・アクション&ギャグ! 今の私の人格の基礎そのもの…・・(^o^;
ううっ… 何故『りぼん』のヨーロピアンハイライフな大人の女・一条ゆかり&大矢ちき、 頼りない私を守ってね!コースの田渕由美子、陸奥A子、 『なかよし』のいつか王子様が…路線の、いがらしゆみこ、曽根まさこ、志摩ようこ、あたりを選んでおかなかったのか?
当時のクラスメイトの好みとその後の人生を考えるにつけ、なぜか好みのマンガとその後の人生の間には、 なにかしらの相関関係があるような気がしてならない…
そういや、あの頃、マーガレットを薦めてくれた古くからの親友は、お姉さん、お兄さんがいたにも拘らず、自分が家業のお菓子屋を継いで独身できりもりして 頑張ってる… やっぱり、アドベンチャーっぽいではないか?
意外と、こんなささやかな事が人生に無意識の内に影響を与えてるんじゃなかろうか…? でも、今からこの性格を叩きなおすのは到底無理。 このさい、ひらきなおってどこまでも行ったろうじゃないの。
アドベンチャー・アクション&ギャグな人生を!(’_`)ウゥッツ

