◆タイムボカン・61話
◇ヤッターマン・108話
◆ゼンダマン・52話
◇オタスケマン・53話
◆ヤットデタマン・52話
◇イッパツマン・58話
◆イタダキマン・20話
◇きらめきマン・26話
タイムボカン・シリーズ8作を全部あわせた話数は、2番の430でした。 当ったかな? ガンダム・シリーズに比べれば、ちょっと負けるかもしれないが、それでもすばらし〜!
その第一作は1975年の『タイムボカン』 すべてはここから始まった。
世界的な科学者・木江田博士が消えた… タイムマシンを発明し、その試運転中に何処かの時代に取り残されてしまったのだ。博士の孫の淳子と助手の丹平は、博士を探してタイムボカン(タイムマシン) で時空を越えた旅に出る。
木江田博士のいる時代には、宇宙一高価な宝石・ダイナモンドがあると言う。 大金持ちとなって世界を支配しようと企むマージョは、子分のワルサー、グロッキ ーとタイムボカンを追う。 ある時は原始時代、またある時は1000年後のロボット国、アトランティスなんてのもありました。 最高視聴率は、26.3パーセント。
[リーダーのマージョ]
黒のへそ出しボンデージに身を包んだ妖艶な美女。 ネーミングは、“魔女”からとったものだろう。 初登場のシーンでは、くるぶしまである長い黒マントをつけていた。 設定年齢は30歳。 このマージョを見ていると、とあるタツノコキャラを思い出す。 『タイムボカン』が始まる少し前に放映していた『科学忍者隊ガッチャマン』のギャラクターの女隊長(=ベルク・カッツェの女性体)である。 カッツェの設定年齢は29歳だった。「もしカッツェが生きていたら、きっとこんなふう…」という思いがよぎる。
[子分のワルサー]
怪力自慢の頼れるマッチョマン。 悪さばかりするから“ワルサー”『新造人間キャシャーン』には、“ワルガーダー”というロボット犬がいた。 タツノコのネーミングはダジャレの宝庫である。
同じく[子分のグロッキー]
メカ作り担当の天才。人間離れした顔はとても頭が良さそうには見えないが(失礼)、木江田博士の助 手をしながらタイムマシンの原理を頭に叩き込み、自分でオリジナルのタイムマシン(ガイコッツ)を作り上げた。マージョにコキつかわれて“グロッキー”な男。
この三悪の関係だが、ワルサーとグロッキーはマージョに惚れているらしい。 マージョのキスひとつ、おだてと分かっている誉め言葉ひとつが欲しいがために命を投げ出して尽くしている。 毎回、ラストの爆発シーンでは、よく死なないものだと… 本当に純で健気な男たちである。
例えば第1回、マージョの邸宅で木江田博士のところからダイナモンドを盗んできたグロッキーのセリフ、
「マージョ様が喜んでくれてうれしいわん」
それに対してマージョは、
「たったひとつじゃ物足りないわ…」
かくして、ワルサーとグロッキーはマージョの願いをかなえるべく、タイムマシンを組み立て始める。 『それゆけガイコッツ』@三悪のテーマソングに乗って、せっせと働くふたり。(この曲の三番の歌詞は♪好きな人 好きな人 マージョ様〜)マージョは壁にもたれて見守るだけ。 しかし出来上がれば、「さすがグロッキー、やるわね〜」と誉め言葉を欠かさない。 部下に慕われるためには、感謝知らずの女ではダメなんである。
コクピットの中でもグロッキーは操縦席、ワルサーは副操縦席に座り、マージョは 後ろのデラックスなソファーにゆったりと横になる。 思わず「女王様!」と呼んでしまいそうである。
メカデザインは、中村光毅さん。
善玉のタイムマシンは“メカブトン”=カブトムシ型。
当時タツノコスタジオの周りは林で、カブトムシがよく飛び込んできたそうで。 赤いクワガタ型のクワガッタン、緑のバッタ型のドタバッタンも有り。
悪玉のタイムマシンは“ガイコッツ”=ガイコツ型。 悪玉メカは、このガイコッツを頭部にコントロール・ルームとして設置し、毎回違った 動物型メカを作り上げる。 例えば、ドラキュラの時はコウモリ、ジンギスカンの時は馬、というふうに。 ゴリラメカの木を切り倒すギミックなどは、『マッハGoGoGo』のチョッパーを思い出させた。
この『タイムボカン』は、企画時には『タンマー大混戦』というタイトルだった。メカは、“タンマー号”と“トンマー号”もともとの発想は、ブレイク・エドワーズ監督の『グレート・レース』という映画らしい。ミニカーが売れるような話を…と企画を練っていて、なぜかタイムマシンになったと言う。
主人公の名前は、五郎と真理(野口五郎と天地真理からとったらしい)。 その後しばらくお蔵入りしていて、日の目を見た時には主人公の名前は丹平と淳子に変えられた(丹平はわからないが、淳子は桜田。つまりけっこう長いこと放って おかれていたわけである)。 H・G・ウェルズの『タイムマシン』と、勢いをつけるための爆発音“ボカン”の合体から、タイトルは『タイムボカン』となった。
ダイナモンドはマージョ達の手に入ったのか? 答えは「NO」である。 ダイナモンドのある時代から来たオウムのペラ助が、やっと故郷を見つけた。 そこは現代、木江田博士の研究所とマージョの邸宅のちょうど中間あたりの遊園地の中だった。灯台もと暗し。
ダイナモンドの山を前に、狂喜するマージョ。だが、その手の中でダイナモンドは輝きを失っていく。ダイナモンドの正体は隕石で、地球の大気の影響でただの石ころに変わってしまうのだった。
ダイナモンドは、過去にも現代にも未来にもなかった… 三悪はあてどない旅に出る。「このままで済むと思う?ええっ!!」と捨てゼリフを残して。
第2回『ヤッターマン♪天才ドロンボー』>>に続く。










