タイトルからして、前作「超電磁ロボ コン・バトラーV」の焼き直しのニオイがプンプンするこの作品は、なかなかどうして始まってみたらすばらしかった。 “焼き直し”と言うより“洗練された”と言ったほうがいいかもしれない。
基本は同じである。
▼正義の味方は五人のチーム。
▽ 熱血…葵豹馬←→剛健一
▽クール…浪花十三←→峰一平
▽紅一点…南原ちづる←→岡めぐみ
▽チビ(←小さい子と言おう)…北小介←→剛日吉
▽デブ(←貫禄があると言おう)…西川大作←→剛大次郎
▼五台のメカの合体。
バトル1〜バトル5←→ボルトクルーザー〜ボルトランダー
▼敵は宇宙からやってきて、卓越した科学力を持っている。
キャンベル星←→ボアザン星
▼美形悪役
大将軍ガルーダ←→プリンス・ハイネル
違いはストーリー。1話完結の話の多かった「コンV」に比べて、「ボルテス」は企画の段階から最終回までのストーリーがきちんと作られており、伏線も多い。 また、第1回でメンバーが各メカに乗り込む時に「ボルテス」では誰が何号機という指示が出たり、声紋チェックなど気配りされている。
一応、メンバーの訓練も事前に行われていた。 戦闘機に乗るんだから、そんなことは当たり前だと思うでしょ〜。 ところがどっこい、「コンV」はおおらかと言うか行き当たりばったりと言うか、しっちゃかめっちゃかで健一が乗るバトル・ジェットも、まかり間違えば小介が乗ってもおかしくない状況のまま出撃したんである。
そして!なんと言ってもハイネルの美形度がガルーダより一段上なんであ〜る。 シャーキンやガルーダで、男の子の物と思っていたロボットアニメにも女の子のファンが付くと分かり、明らかに“狙って”出した罠=甘い蜜をたたえたウツボカズラみたいなもんやね。 狙いは当って、ハイネルは絶大な人気を誇った。
そうなりゃ視聴率は伸びて、スポンサーはウハウハ…になったのかな? だって、私はハイネルが大好きだけど、だからといってボルテスの超合金玩具を一万円近く出して買おうとは思わないも〜ん。 ライディーンなら買ってもいいと思うけど。 その差は何かと言われれば、(こっそり、ぼそっと)ボルテスってカラス天狗みたいな顔でかっこ悪いんだもん…。





