昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update:Apr.2008
ワンダフル・ワールド
どの街を歩けば君に会えるだろう♪
旧筑紫野町・二日市中央通りで暮らした日々の想い出
▼ワンダフル・ワールド
唄・ウルフルズ

ヴィックス・コフドロップと薬局

クルクル三角小さなドロップ♪

サクマの『いちごみるく』の歌ではない。1960年代に流れていた、のど飴『ヴィックス』のCMだ。

ドーナツ型のトローチが普及したのは、「と、日記には書いておこう」@村地弘美の龍角散トローチのCMが始まった1973年あたりだと思う。それ以前は浅田飴とヴィックスくらいしか記憶にない。

最寄りの薬局は中央通りの私鉄側の入口の近くの右手にあった。ヴィックスは父親が買ってきて、コフドロップのコフは咳の意味だと教えてくれたのを憶えている。

味は和風の浅田飴とちがって、フルーツ味の『ホールズ』といった感じで、嬉しかった記憶がある。飴と同じ形の缶はいかにもアメリカからやって来ましたというデザインで、気に入ってずっと小物入れに使っていた。

当時の薬局は今のドラッグストアと違って、店頭にウサギやカエルやゾウがいても子供には近寄りがたい雰囲気があった。ドリンク剤も注射液の様にアンプル入りで、ハート型のヤスリで傷をつけて首を折って飲むものだった。

休日に家族で出かけて帰りが遅くなった時に、暗い通りにそこだけぽつんと明かりが灯っていた。今から思えばそれほど遅い時間ではなかったと思うが、当時の商店は閉店時間が早く、暗くなっても開いているのは薬局くらいなものだった。

▼ヴィックス・コフドロップの缶



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