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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
ワンダフル・ワールド
どの街を歩けば君に会えるだろう♪
旧筑紫野町・二日市中央通りで暮らした日々の想い出
▼ワンダフル・ワールド
唄・ウルフルズ
不二家ネクターと缶きり
缶入ジュースといえば明治屋のマイジュースだった頃、 東京オリンピックの年に、不二家から新しい飲み物が発売された。ネクターだ。

当時の不二家はポパイのスポンサーで、オープニング画面ではペコちゃんポコちゃんが白いセーラー服で船の舵を回していた。『不二家まんが劇場』が藤子不二雄シリーズになるのは翌年のオバQからだった。

その頃の缶ジュースを飲む機会は、お中元にいただくか、行楽に出かけたとき位だった。自販機は無く、持参した生ぬるいジュースを缶にくっついていた缶きりで空けて飲むと、切り口から鉄の味がした。

今では見かけなくなった独特の形の缶切りを捨てるのが惜しくて、遊びに使えないかととっておくのだけど、背を下にして、こだま号に見立てた他に役に立った記憶はない。

ネクターを買ってもらったのは、お出かけの時ではなく普通の日だった。場所は近所の武石百貨店。当時、新しいものは武石か江島屋からやってきた。初めてルックチョコレートを買ってもらったのもここだった。

初夏の晴れた日だったと思う。家に帰って冷蔵庫で冷えるのを待ちきれずに飲んだネクターは、それまで経験したことがない濃厚で甘いものだった。買ってもらった手前、残すわけにもいかず、我慢して飲んだ。

以来、口にしないまま数十年。久しぶりに飲んだネクターには、あの濃厚さも甘さも無く、程よく冷えた缶の上に缶きりは無かった。
▼初代ネクター

1964年 発売
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▼缶きり
缶きり


▼目次
弁当保温器
全自動たいやき機
サンタはパン屋さん
大掃除の匂い
イエス様はガキ大将
火鉢と石油ストーブ
アトムかるた
正月にまわるもの
鏡餅の食べ方
ソントンと江島屋
ヴィックスと薬局
アイスペット
不二家ネクターと缶きり
バナナと黄色いワーゲン
焼き芋とみりん焼き
カレンダーふりかけ
幼稚園のバナナ

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