昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update:Dec.2007
ワンダフル・ワールド
どの街を歩けば君に会えるだろう♪
旧筑紫野町・二日市中央通りで暮らした日々の想い出
▼ワンダフル・ワールド
唄・ウルフルズ
イエス様はガキ大将

来たれ友よ すべての友 喜びつどえ ベトレヘムに♪

私が通っていたカトリック幼稚園では毎年、クリスマスに園児によるイエス降誕の劇をやっていた。

主役はセリフが無くともイエス様なのだが、私が通っていた間、イエス役はいつも同級生のKちゃんだった。母親の噂話によれば、親がPTA会長で、町の有力者の親戚だという。

Kちゃんは園で一番のガキ大将だったが、体が小さくて、「前にならえ!」では腰に手をあてた事しかなかったはずだ。有力者云々もあったにせよ、赤ん坊役に向いていたことも確かだった。

一方、私は年少の時は羊、年中は東方よりの使者のすそ持ちだった。 年長の時は扁桃腺を腫らして欠席したのだと思う。親にしてみれば地味な役に忸怩たる思いがあったのかも知れないが、私としてはセリフが無いのは喜ばしいことだった。

すそ持ち(侍従)の衣装は家にあったゴブラン織り(風?)のミシンカバーを体に巻いて安全ピンで留めたものだった。当時はテレビやステレオ(ウチには無かった)等、家の中の大事な物には大抵カバーがかけてあったものだ。

クリスマス会が終わると冬休みで、イベント後の開放感はひとしおだった。思えば、人生で一番クリスマスらしい過ごし方をしていたのかも知れない。
▼イエス降誕



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