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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
ワンダフル・ワールド
どの街を歩けば君に会えるだろう♪
旧筑紫野町・二日市中央通りで暮らした日々の想い出
▼ワンダフル・ワールド
唄・ウルフルズ
バナナと黄色いワーゲン
だけど ちっちゃいから バナナをはんぶんしか〜♪

サッちゃんが可哀想なのはせっかくのバナナを思い切り味わうことが出来ないから・・と思うのは私と同世代以上だろう。私が小学校へあがる頃には庶民の手が届かない程高くはなかったと思うけれど、特別な日にバナナという感覚は残っていた。

そして、バナナは私にとって別の意味で特別な日の味だった。医者にもらう風邪薬がバナナ味のシロップだったからだ。

小学校を卒業してからは病欠は一日も無く、風邪で医者に行ったことも無い私も、子供の頃はよく風邪をひいては扁桃腺を腫らし、寝込んでいた。高熱で食事は受けつず、枕元には洗面器、氷嚢と水枕がお約束だった。

症状が重い時は、父親の知り合いのお医者さんが往診してくれていた。大嫌いなペニシリンの注射。うつぶせになって、おしりに打たれるのが恥ずかしくて仕方が無かった。そして、飲み薬(ペニシリン?)がガラス瓶に入った黄色いバナナ味のシロップだった。

元気な時なら不味くて飲めたものじゃなかったと思うけれど、水分しかとれない時にはこの上なく美味しく感じたものだ。バナナのデザートとしての地位が高かったせいもあると思う。今ならバナナでだまされる子供はいないだろう。

ワーゲンお医者さんが乗って来るのが黄色いフォルクスワーゲンで、風邪というと黄色いバナナと車を思い出してしまう。
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▼目次
弁当保温器
全自動たいやき機
サンタはパン屋さん
大掃除の匂い
イエス様はガキ大将
火鉢と石油ストーブ
アトムかるた
正月にまわるもの
鏡餅の食べ方
ソントンと江島屋
ヴィックスと薬局
アイスペット
不二家ネクターと缶きり
バナナと黄色いワーゲン
焼き芋とみりん焼き
カレンダーふりかけ
幼稚園のバナナ

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