昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Mar.2006
スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著
たどん 〜雪だるまの友〜

私が子供時代を過ごした福岡市周辺は南国九州というイメージで括られがちだが、実際は日本海式気候で、大方の想像以上に雪が降る。

とはいえ、くるぶしが埋まる程の積雪は何日も続かないので、積もった時には、喜び勇んで雪だるまをつくったものだ。

雪だるまの目は炭団(たどん)が定番だと知ったのは大人になってからで、幼い頃は石炭、風呂釜がガスになってからは石ころだった。本の挿し絵や写真と同じにはならなかったのだ。

最近、その石ころさえ転がっていない都会でみかけた雪だるまの目はガチャポンのケースだった。以前、都会の鳩の巣がクリーニング屋のハンガーで出来ているという記事を読んだことを思いだした。

世の中から炭団が消えてなくならない内に、正装した雪だるまを作ってみたいものだ。
▼豆炭

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