スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
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▼スタンド・バイ・ミー THE BODY:スティーブン・キング著 |
こたつ 〜パジャマの友〜
俳句に季語があるように、想い出には季節の匂いがある。子供時代の冬は、セーターやオーバーのナフタリンや、住宅工事現場のドラム缶で焚かれる木っ端の煙、父親の白金カイロのベンジンの匂い、出したばかりの電気こたつの匂いで始まった。 とりわけ懐かしいのは電気こたつだ。こたつ布団や敷物の匂いではなく、電気の匂い。電気自体に匂いは無いが、電化製品が温まると、ハンダ付けのヤニが温まるのか、内部にたまった埃が焼けるのか、特有の匂いがした。 真空管時代のテレビの裏やトースターも同じ匂いがしたが、こたつの中の密室で嗅ぐ匂いは独特だった。いい匂いではないが、機械に暖かい血が通っているような気にさせた。 こたつの季節になると、寝間着も衣替えして冬物になる。綿ネルのパジャマをこたつで暖めてから着替えたものだ。 当時のウチの電気こたつは昭和30年代のもので、40年代に爆発的にヒットした「赤外線こたつ」ではなかったので、中に潜っても暗かった。赤い金網の中にシーズ線と呼ばれるものが露出していたので、よけいに匂いが強かったのかも知れない。 中学生になると、自分の部屋を持ったので、こたつに入る機会は少なくなり、パジャマを暖める習慣も無くなった。暖かいパジャマは電気の匂いと一緒に記憶のアルバムに並んでいる。 |
▼ナショナル赤外線健康こたつ/昭和45年![]() ![]() 出典:知多市歴史民俗博物館 ▼目次 蝉 教室のテレビ ハチドリ スピログラフ 紅茶 石簑 プラッシー セイタカアワダチソウ ひみつ基地 肝油ドロップ あやとり 大晦日の怪獣映画 粉からし たどん 恐怖まんが 足踏みミシン 土筆 教鞭 冷凍みかんの袋 いげんは饅頭 15パズル カラスノエンドウ 噴水ジュースと小便小僧 四つ葉のクローバー ローマ字 灰皿と蚊取り線香 マクワウリ アイロンの木箱 ラジオ体操 シャービック 老人と子供のポルカ ミルクセーキの素 自由自在 カルミン 柱時計 粉ふきいも 7up - セブンアップ プラネタリウム こたつ ママと遊ぼう!ピンポンパン ロイヤルのフルーツケーキ レコード大賞 タイムカプセル フタバスズキリュウ ほうき ゴルフ 手作りアイスクリーム フルーツ牛乳 夏休みの友 入道雲とトマト 時報時計 消しゴム 学研ペンシル・サム 徳用マッチ ドーナツ UHFコンバータ 駄菓子屋の提灯 ブラックペニーと郵便番号 学習帳 ヒイラギ 大魔神 高等社会科地図 ホットドッグとアメリカンドッグ 玉羊羹 昭和の生活コラム 総合目次>> 昭和のエッセイ集 トップページ>> |