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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著
石簑 〜外掃の友〜
午後一時に給食の時間が終り、お昼休みが始まるまでの20分間が掃除の時間だった。 机と椅子の移動が始まり、砂埃とチョークの粉が舞いあがる。

後まわしにしていた苦手な食べ物を、慌てて口に詰め込んだ同級生も少なくないはずだ。知育・徳育・体育に加えて食育が厳しかった時代。給食を食べ残す事はもってのほかだった。

掃除箇所の分担は班単位で、教室、お手洗い、廊下、体育館、教科室、図書室等が順番に廻ってくる。楽しみだったのは外掃(校庭周辺)だった。屋内と違ってやり残しが目立たないし、教室に戻らずに昼休みに入れたからだ。

外掃の道具は松葉箒、竹箒、ゴミはさみ、竹を編んだ「ちりとり」。落ち葉の季節を別にすれば、ゴミは殆ど落ちていなかったので楽な作業だった。主なゴミは未舗装路からやってくる砂利や、風で飛んでくる駄菓子の袋くらいだった。

当時のマナーが良かったというより、缶飲料の自販機が無く、瓶はリターナブル(返すと補償金が戻る)の時代で、コンビニの袋も無かったからだろう。

拾い集めたゴミは「ちりとり」でゴミ置き場へ運び、燃えるものは用務員さんが消却炉で焼いていた。今は学校や自治体の屋外清掃に参加すると、ゴミ袋を渡され、そのまま回収に出す。

小学校の掃除用具は棕櫚(しゅろ)箒とワイパーの交代を除けば、基本的に昔と変わらないように見えるが、あの「ちりとり」はまだ生き残っているのだろうか?

道路から校庭に砂利が持ち込まれることも無くなり、本来、土木作業用の「石簑」の出番は少ないように思う。

三年前、三十数年ぶりに母校を訪れたら、周辺の田んぼは全て住宅地になり、校庭の片隅に焼却炉の台座だけが残っていた。
▼石簑(いしみ・いしみの)/土木用具

▼簑・手簑/農具

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▼目次

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ハチドリ
スピログラフ
紅茶
石簑
プラッシー
セイタカアワダチソウ
ひみつ基地
肝油ドロップ
あやとり
大晦日の怪獣映画
粉からし
たどん
恐怖まんが
足踏みミシン
土筆
教鞭
冷凍みかんの袋
いげんは饅頭
15パズル
カラスノエンドウ
噴水ジュースと小便小僧
四つ葉のクローバー
ローマ字
灰皿と蚊取り線香
マクワウリ
アイロンの木箱
ラジオ体操
シャービック
老人と子供のポルカ
ミルクセーキの素
自由自在
カルミン
柱時計
粉ふきいも
7up - セブンアップ
プラネタリウム
こたつ
ママと遊ぼう!ピンポンパン
ロイヤルのフルーツケーキ
レコード大賞
タイムカプセル
フタバスズキリュウ
ほうき
ゴルフ
手作りアイスクリーム
フルーツ牛乳
夏休みの友
入道雲とトマト
時報時計
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徳用マッチ
ドーナツ
UHFコンバータ
駄菓子屋の提灯
ブラックペニーと郵便番号
学習帳
ヒイラギ
大魔神
高等社会科地図
ホットドッグとアメリカンドッグ
玉羊羹

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