---ゴーディ・ラチャンス
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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: Oct.2006
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スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
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▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著 |
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大きなのっぽの古時計〜♪ 平井堅のカヴァーのヒットで、『大きな古時計』にはアメリカで作られた原曲が存在することが広く知られるようになった。けれども私達の世代の多くは日本のオリジナルだと信じていたと思う。 訳詞が小学校の教科書で慣れ親しんだ新美南吉の『おじいさんのランプ』の世界を連想させたし、古時計は私の子供時代の生活風景の一部だったからだ。 ウチには振り子時計は無かったが、父母の実家には古い柱時計があった。盆暮れに里帰りした時の夜。慣れない枕に寝付けない夜のチクタクという音が今でも耳の底に残っている。当時は夜が静かだったこともあり、時報に肝を冷やしたものだ。 柱時計は一時間毎に定刻を表す回数と三十分おきに一回鐘を鳴らす。なので12時を過ぎると急に静かになり、12時半と1時と一時半は区別がつかないのだった。 物心がついてから小学6年生になるまで、元旦は帰省先で迎えていたので、年に一度は深夜の一点鐘を聞いていたのだが、中学へあがると泊まりがけで帰省することはなくなり、耳にする機会も無くなった。 今、あの時計と同じ物を手に入れたいと思うこともあるけれど、街の時計屋が消えつつある時代、古時計を使い続ける事は日常ではなく趣味になってしまうのだ。 《余談》 原曲のモデルとされる時計は作曲者の子孫の手元に現存する。オリジナルの歌詞に「棚に置くには大きすぎて、床の上に90年間立っていた」とある通り、童話『七匹の子ヤギ』に出てくるような床置きの振り子時計だ。 |
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