昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Oct.2007
スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著
学研ペンシル・サム 〜学習の友〜

小学生時代の学研といえば、雑誌『科学』と『学習』だった。

“ガッケン”という響きと教育中心の出版内容にもかかわらず、堅いイメージが薄いのは、当時の『科学』と『学習』の遊び心に負うところが大きい。 かつて文具を扱っていた事も私の中のイメージを支えているように思う。

学研は以前、『VictoriaFancy』というブランドで、"ZIGGY THE LOSER" や"Tom&Jerry"といったキャラクター商品を売っていた。

ただし、私のティーンエイジャー時代の『VictoriaFancy』は"Victoria Fancy AMERICAN GREETING CORP. CLEVELAND U.S.A. "の表記のみだったので、学研の文具といえば小学生時代の『学研ペンシル・サム』だ。

『学研ペンシル・サム』はノック式の芯ホルダーで、軸の無い鉛筆の芯を差し替えて使うものだ。発売されたのは昭和44年前後だったと思う。私の周辺では爆発的にヒットした。

当時の小学生はシャープペンシルに馴染みが無く、子供用の「短い芯をはめ込んだ凸型の部品を筒の中に重ねて差して使う」原始的なペンシルと比べて『サム』は画期的だった。

芯は鉛筆と同じ太さなので、先を削る必要があるのだけれど、替え芯のケースのキャップに芯研器がついていて、これがまた格好良く思えたものだ。文具として買ってもらったが、内心はオモチャの気分だった。

あまりに流行ったせいか、学校への持ち込みは禁止になり、中学校へあがると本物のシャープペンシルを使うようになったので、『サム』は抽斗の片隅で消息を絶った。

思い出したのは、英語で親指をサムというのだと習った時だった。親指でノックするからサムなんだ・・  人差し指でノックする『ペッカー』 や、「君のは太い」の0.3ミリ芯の時代になっていた。
▼SAMのホルダーと替え芯

▼VictoriaFancy HollyHobbieシリーズ



1974年の便せんと封筒セット。ノート、筆箱、定規、下敷き、バインダー等があった。


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