BBS昭和の話題 - 掲示板
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著
カラスノエンドウ 〜初夏の友〜
風薫る五月。毎年、エンドウ豆の旬が訪れると、私の母は豆御飯を炊いた。

それが合図のように、気の早い私は半袖のシャツを出してもらい、モンシロチョウを採りにキャベツ畑へ出かけたものだ。

畑の畦道にはカラスノエンドウが咲いていた。漢字で書くと烏野豌豆。 植物の名前にカラスやイヌが付くのは、カラスムギ、カラスウリ等、食用に適さないものを指す場合が多い。そして、元になる名前の植物に良く似ている。

カラスノエンドウはミニ・エンドウ豆といった感じで、昔は食用として栽培された時代もあったらしい。外見も花期も似ている。熟して黒くなる前の実はサヤエンドウそっくりだ。

カラスノエンドウのサヤは、端をちぎって吹くと笛になった。笹舟、椿の実の笛、レンゲの花輪、オオバコの相撲。いまから思えばとりたてて面白いものでは無かったけれど、季節が巡ると必ず遊んだものだ。

今は生活が便利になった反面、季節感が薄れてしまったが、カラスノエンドウを見かけると、子供の頃に身に付いた体内時計が動きだし、鰆を焼く匂いや衣替えのナフタリンの匂いまでもが甦るのだ。


《余談》
エンドウは豌豆と書く。 エンドウ豆という呼び方は、キュウリ瓜と呼んでるようなもの。
▼カラスノエンドウ
カラスノエンドウ

カラスノエンドウ
画像提供:日野の植物>>

学名:Vicia angustifolia var. segetalis Vicia
別名:矢筈豌豆(やはずえんどう)
分類:豆科 ソラマメ属
近い種類にこれより小さいスズメノエンンドウ、中間のカスマグサがある。


▼目次

教室のテレビ
ハチドリ
スピログラフ
紅茶
石簑
プラッシー
セイタカアワダチソウ
ひみつ基地
肝油ドロップ
あやとり
大晦日の怪獣映画
粉からし
たどん
恐怖まんが
足踏みミシン
土筆
教鞭
冷凍みかんの袋
いげんは饅頭
15パズル
カラスノエンドウ
噴水ジュースと小便小僧
四つ葉のクローバー
ローマ字
灰皿と蚊取り線香
マクワウリ
アイロンの木箱
ラジオ体操
シャービック
老人と子供のポルカ
ミルクセーキの素
自由自在
カルミン
柱時計
粉ふきいも
7up - セブンアップ
プラネタリウム
こたつ
ママと遊ぼう!ピンポンパン
ロイヤルのフルーツケーキ
レコード大賞
タイムカプセル
フタバスズキリュウ
ほうき
ゴルフ
手作りアイスクリーム
フルーツ牛乳
夏休みの友
入道雲とトマト
時報時計
消しゴム
学研ペンシル・サム
徳用マッチ
ドーナツ
UHFコンバータ
駄菓子屋の提灯
ブラックペニーと郵便番号
学習帳
ヒイラギ
大魔神
高等社会科地図
ホットドッグとアメリカンドッグ
玉羊羹

昭和の生活コラム 総合目次>>
昭和のエッセイ集 トップページ>>
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジンリンク・権利等・編集者プロフィールお問い合わせ掲示板
Since 25 Dec. 2001