昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Sep.2006
スタンド・バイ・ミー
私は12歳の時の友人に勝る友人を、その後持ったことがない。
---ゴーディ・ラチャンス
▼スタンド・バイ・ミー
THE BODY:スティーブン・キング著
カルミン 〜遠足の友〜

心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる♪

味の記憶は薄れても舌が形を覚えているモノがある。丸くてちっちゃくて三角の『イチゴミルク』、ピーナツ型の『ナッツボン』、ドーナツ型の『パイン飴』。そして、買ったことが無いのに記憶に残っているのが『カルミン』だ。

私が通っていた小学校では遠足の時におやつの支給があった。リンゴやみかん、ガム、ビスケット等と一緒に、何故だか『カルミン』は必ず入っていた。

薬っぽい名前が体に良さそうな優等生イメージを醸し出しているのと、キャンディには珍しく暑い季節にもベタかない事が、教育現場のおメガネにかなったのだろうか?

たしかに『ディズニードロップ』は飴同士がくっついたうえに、包み紙も貼り付いた。噛かんだ時のネチッっとした感触と、くっついた紙の味を今でも覚えている。

『カルミン』は一円玉を三枚重ねた程の大きさで、真ん中が窪んだ独特の形をしている。食感も独特で錠剤みたいだ。カルシウムと聞くと骨っぽいものを思い浮かべて、液体の牛乳に含まれてるというのが信じがたいのは『カルミン』に刷り込まれたせいだと思う。

薬といえば、子供の頃のせき止め薬は『ヴィックス・コフドロップ』か『浅田飴』だった。『カルミン』みたいなトローチ型のを知ったのは中学生になってからだった。

今でもトローチを舐める時は子供の頃の癖で、ペラペラに薄くなるまで噛まずに舐めて舌の先でもて遊んでしまうのだ。


《余談》
カルミンは炭酸カルシウムで出来ている。黒板で使うチョークと同じだ。オーマイガッ!
▼明治カルミン
カルミン

▼森永ディズニードロップ
ディズニードロップ


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