BBS昭和の話題 - 掲示板
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
忘れモノ 〜歌の古道具〜
そのへんの記憶がどうも定かじゃないのよね♪

Author : Betty
▼忘れ物
作詞・森高千里/作曲・斉藤英夫
超特急:はしれちょうとっきゅう 1967
昭和42年1月、NHK『うたのえほん』で放送。

ビュワーンビュワーンはしる あおいひかりのちょうとっきゅう♪

現在、日本に超特急という列車は存在しません。東海道新幹線が誕生したときに、「ひかり」を超特急、「こだま」を特急として料金に格差を設けましたが、1972年3月に差がなくなり、超特急は無くなりました。

東京オリンピック開催に合わせて開業した超特急ですが、それを意識してか、もう一つの「超」が生まれました。「ウルトラC」です。NHKのアナウンサーが体操競技の実況で使いました。当時の技の難度はA、B、Cで、それを超える意味での造語です。

「ひかり」号はこれ以上の速度の物はないという意味で、秀逸なネーミングだと思います。それを台無しにした愚行が「のぞみ」です。

じそく二百五十キロ すべるようだなはしる♪

記録は塗り替えられる運命にあります。最速の「ひかり」を超える列車は直球勝負を避けて「のぞみ」と命名されましたが、いずれ 「のぞみ」を超える列車が登場します。手詰まりを先延ばしにしただけです。

だけど 大きくなっても めだかはめだか スイスイ♪

「のぞみ」ちゃんが唄ってるじゃないですか。 早くなっても「ひかり」。常に最速列車を「ひかり」にして、格下を「のぞみ」「かなえ」「たまえ」と改名すれば良かったのです。

「のぞみ」の命名は名称決定会議に招かれた阿川佐和子が父(阿川弘之)のアドバイスを受け、候補の「希望(きぼう)」を「のぞみ」と読み変えてはどうかと提案したのが採用されたのだそう。

「ひかり」の上に「のぞみ」を置いたことで、リニアモーターカーは「見栄晴」しか選択肢がなくなりましたよ、阿川さん。


《余談》
*私はノーアイディアだったから列車好きの父に相談したところ、「一つだけ言っておく。日本国鉄の列車の名前は歴代すべて大和言葉でつけられてきた」
というのが阿川弘之の伝言。
(*阿川佐和子のこの人に会いたい〜週刊文春2007年3月15日号より引用)

マニアでなくとも漢語の列車名はいくらでもあげられるし、歴代という言葉の使い方にも違和感がある。阿川佐和子の記憶違いか、記者の誤記?

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▼はしれちょうとっきゅう
作詞・山中恒/作曲・湯浅譲二
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▼うたのえほん
1961年4月〜1966年3月/NHK総合
1966年3月から『おかあさんといっしょ』に併合


▼歌の古道具・目次
68 はしれちょうとっきゅう
68 ケメ子の歌
71 虹と雪のバラード
72 バス・ストップ
72 虹をわたって
73 恋のダイヤル6700
73 ふるさと
73 母に捧げるバラード
73 恋文
74 恋のインディアン人形
74 愛の迷い子
75 「いちご白書」をもう一度
75 ロマンス
75 前略おふくろ
75 北の宿から
75 スモーキン・ブギ
76 ギンザレッド・ウィウィ
77 飛梅
77 マイピュアレディ
77 あずさ2号
78 かもめが翔んだ日
78 プレイバックPart2
78 君のひとみは10000ボルト
78 シンデレラ・ハネムーン
79 アメリカン・フィーリング
79 Wake Up
79 愛の水中花
80 恋のバッド・チューニング
80 青い珊瑚礁
80 道化師のソネット
81 E気持
81 春咲小紅
81 フライディ・チャイナタウン
81 ルビーの指環
84 ハートのイアリング

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