1976年、カネボウ春のキャンペーンソング。
ギンザレッドレッド ウイウイ〜♪
歌詞に出てくる銀座といえば、ムード歌謡や演歌の夜のイメージがありますが、ギンザを歌ったポップスはこの曲が最初で最後ではないでしょうか?
70年代前半の昼の銀座には若者の街という側面がありました。歩行者天国、マクドナルド1号店、『銀座テレサ』から生中継されたバラエティ番組*『ぎんざNOW!』等々。(*せんだみつを司会 73〜79)
『ギンザレッド ウイウイ』が銀座をギンザと表現するのは、かつて東京をTOKIOと呼んだようにインターナショナルなイメージを狙ったのでしょう。前年3月にオープンした資生堂のファッションブティック『ザ・ギンザ』もカタカナです。
同じ頃、渋谷にパルコが出店し、若者は公園通り〜表参道へ集まるようになります。
道の向こうで手を振った 大きな声でサヨナラ言った♪
山田パンダが歌う『風の街』は、表参道を舞台にしたドラマ『あこがれ共同隊』の主題歌。出演は郷ひろみ、西城秀樹、桜田淳子と豪華メンバーで、トレンディドラマのはしりでした。
現在、銀座と名の付く商店街が全国に約3百ヶ所あると言われますが、《シャッター通り》と化した場所も少なくなくありません。70年代は大店法の規制下、地方の銀座も賑わっていた時代でした。