沖田浩之のデビュー曲。
ABC ABC あー E気持ち♪
EメールにEコマース。「E」は今や時代の先端を行く接頭語と化して、電気とは直接関係のない『イー*****』という名称も耳にします。『電気ブラン』(大正生まれのアルコール飲料)みたいなものですね。
エクセレントの頭文字「E」は、日本語の「良い」に通じる語感の良さから商品のグレードを表す記号として使われますが、エコロジー、エコノミーの「E」でもあり、時代によって意味合いが変化します。
『E気持』で始まった80年代。バブル期にメルセデスベンツの『Eクラス』が発売されたこともあり、「E」はエクセレント寄りのイメージがありました。
「気分はEチケットよ」
83年6月。アメリカ初の女性宇宙飛行士サリー・ライトがスペースシャトルから最初に発した言葉です。ディスカバリーの乗り心地を聞かれてディズニーランドのアトラクションに例えたものです。
この年の4月15日に『東京ディズニーランド』がオープンしましたが、当時はアトラクション毎にAからEにランク付けされたチケットが必要で、Eは人気が高く(料金も高い=400円)、長蛇の列でした。
〜開業当初のE券対象アトラクション〜
【アドベンチャーランド】
カリブの海賊 ジャングルクルーズ
【ウエスタンランド】
カントリーベアージャンボリー
【ファンタジーランド】
イッツアスモールワールド
ホーンテッドマンション
【トゥモローランド】
エターナルシー スペースマウンテン マジックカーペット世界一周
2001年4月に入場券とチケットが廃止され、パスポートのみになりました。抽斗の奥に眠っているチケットブック・ビッグ10(A券1枚、B券1枚、C券2枚、D券3枚、E券3枚)の使い残しは、もはや想い出でしかありません。
現在、『Eチケット』は電子マネーを使ったチケットレスサービスの名称に使われています。近い将来、Eメールをメールと呼ぶように、『Eチケット』の「E」がなくなり、チケットが紙で出来ていた事も忘れ去られるのでしょう。