昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
忘れモノ 〜歌の古道具〜
そのへんの記憶がどうも定かじゃないのよね♪
▼忘れ物
作詞・森高千里/作曲・斉藤英夫

サーカス:道化師のソネット/1980

さだまさし主演の映画『翔べイカロスの翼』の主題歌。

笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために♪
サーカスと聞いて『ミスター・サマータイム』を思い浮かべる、あなた。記憶の海の底に、道化師姿の“さだまさし”がいるでしょう?

昭和47年。カメラマン志望の青年が、写真を撮る為に訪れたサーカスの世界に惹かれて入団。やがて「ピエロのクリちゃん」として愛されるようになりますが、52年に綱渡りの興行中に落下。帰らぬ人となりました。

その生涯はノンフィクション『翔べイカロスの翼』として出版され、さだまさし主演で映画化されました。先行して西城秀樹主演の『東芝日曜劇場』が放映されたので、そちらが記憶に残っている人が多いかも知れませんね。  

サーカスの脚光に、もの悲しさを感じるのは私達の世代までしょう。昭和30年代のサーカスは、娯楽が多様化した今より身近ではあったものの、テレビの急速な普及の下で斜陽の時代を迎えました。

「ピエロのクリちゃん」こと栗山が入団したキグレサーカスは、昭和52年に『NEWサーカス』という新しいショー作りに踏みだし、演出に千葉真一、音楽監督に宇崎竜童、衣装制作にコシノジュンコを迎えました。イカロスの失墜は、その矢先の出来事でした。

きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている♪
マジックショー=『オリーブの首飾り』は世代を越えた共通認識ですが、サーカスが『美しき天然』に別れを告げた時代に、『道化師のソネット』はありました。

▼道化師のソネット

作詞・さだまさし/作曲・さだまさし
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