昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: april.2004
花のような君が好き
「花が女か?男が蝶か?」
これは歌謡曲に咲いた昭和50年代の女=花の図鑑である。
▼花のような君が好き
愛の誕生日/あいざき進也
作詞・岡田冨美子/作曲・すぎやまこういち
色づく街 1973年(番外編〜昭和40年代)

昭和48年の南沙織のヒット曲。

「街は色づくのに 逢いたい人は来ない」
色づく街とは何を指すのでしょう? 季節は人恋しい晩秋、街路樹は色づき、クリスマスの飾り付けで華やぐということでしょうか?

「青い枯葉かんでみたの」
これはなんの葉っぱでしょ? シンシアが通っていた上智大学は四谷にあるので、神宮外苑の銀杏か四谷見附公園のプラタナス? 個人的にはマロニエが思い浮かびます。白い花と栗色の実がシンシアの清純なイメージと小麦色の肌を思わせます。

マロニエといえば、晩秋のパリ。色づいた並木の下で売っているマロン(焼栗)を連想しますが、フランスではマロンは本来、マロニエの実を指します。

実は食べられないそうで、焼栗はシャンテーニュ(Chantaigne)を焼いた物。焼いてしまうとマロンと呼び、混乱してしまいます。

日本ではマロニエを西洋トチノキと呼び、四谷見附公園にもあるので、あながちこじつけとも言えませんね(こじつけだってば)。

でも、「青い枯葉」というのですから、季節は初秋かもしれません。街は街路樹の下をそぞろ歩く恋人達で色づいていたのでしょう。

シンシアの新曲を聴かなくなってから久しいのですが、
「今もあなたが好き まぶしい想い出なの」


▼色づく街
作詞・ 有馬三恵子/作曲・筒美京平/ 唄・南沙織
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▼南沙織
1954年7月2日生まれ。沖縄出身。
1979年、写真家・篠山紀信と結婚。



▼マロニエ(写真はトチノキ)

©季節の花300
学名:Aesculus hippocastanum
分類:トチノキ科
原産地:地中海沿岸
花期:春
花言葉:天才

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