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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。

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スティング | 1974年読了
「読んでから見るか 見てから読むか」は角川映画のコピーだが、それ以前にも映画の公開に合わせた原作やノベライズの出版は行われていた。

当時、通っていた映画館は地方都市の「二番館」と呼ばれるものだった。封切りから数ヶ月遅れるものの、「封切館」と同じ入場料で二本立てだった。

上映を待ちきれずに先に本を読むことも多かったが、『スティング』(早川文庫)は駄作が多いノベライズと違って良くできた小説だった。

【あらすじ】
1936年、シカゴ。詐欺師3人が通りがかりの男から金を奪う。ところが相手はニューヨークの大親分ロネガンの手下で、首謀者ルーサーは消され、追っ手は一味のフッカー(ロバート・レッドフォード)にも迫ってきた。

仲間の復讐を誓うフッカーはルーサーの旧友ゴンドルフ(ポール・ニューマン)を訪ね、二人は一世一代の大博打を企む・・・

小説で「鮮やかなどんでん返し」を堪能してしまったので、映画を観たのは公開からずいぶん経ってからだった。映像の雰囲気が小説からの想像と寸分も違わなかったのは、スコット・ジョプリンによるテーマ曲『ジ・エンターテイナー』のヒットのおかげだろう。

当時のFM放送でよく流れ、小説を読みながら頭の中ではこの曲が響いていた。 ホンキートンク・ピアノによるラグタイムは、物語の時代や内容にピッタリで、『スティング』はこの曲のようにテンポがよく、楽しく、後味も爽やかだ。

ラストは見事に「してやられた!」となるのだが、初めて体験するなら映画が先のほうがインパクトが大きいかもしれない。

騙されるといえば、ドラマ『傷だらけの天使』の最終回や角川映画『時をかける少女』に「なんちゃってエンドロール 」ともいうべき蛇足がある。実際はどうだか知りようもないが、制作者がこの映画に騙された仕返しをしているように思えた。


《余談》
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは『スティング』と同じ監督の元、『明日に向かって撃て』でも共演している。兄弟分のように見えるが、ポール・ニューマンはレッドフォードより干支で一回り年上だ。
スティング
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▼The Sting/1973
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード

▼劇場公開映画・目次
73 ウエストワールド
73 スコルピオ
74 燃えよドラゴン
74 スティング
74 帰ってきたドラゴン
74 ドラゴン危機一発
74 エクソシスト
74 ダラスの熱い日
74 小さな恋のメロディ  再映
74 ペイネ愛の世界旅行
74 ペーパームーン
74 イルカの日
74 追憶
74 暗黒街のふたり
74 大地震
74 ドラゴン怒りの鉄拳
74 ドラゴン世界を征く
74 電撃ストーナー
74 エマニエル夫人
74 個人生活
74 空手アマゾネス
75 破れ太鼓  再映
75 グリーン・ホーネット
75 ザッツ・エンタテインメント
75 アメリカン・グラフィティ
75 タワーリング・インフェルノ
75 七人の侍 再
75 デルス・ウザーラ
75 ドラゴンへの道
75 ドーベルマン・ギャング2
75 若い貴族達 13階段のマキ
75 アラン・ドロンのゾロ
76 ハリーとトント
76 ヤングフランケンシュタイン
76 風と共に去りぬ 再
77 がんばれ!ベアーズ
77 ダウンタウン物語
77 人間の証明
77 エデンの東(再)
77 サイレント・ムービー
77 幸福の黄色いハンカチ
78 自転車泥棒
78 死亡遊戯
78 男はつらいよ・噂の寅次郎

▽テレビ放映・目次
70 喜劇・男は愛嬌
71 大脱走
72 ボクいかれたヨ!
72 80日間世界一周
73 激突!
73 死刑台のエレベーター
74 タイタンの逆襲
75 猿の惑星
76 サウンドオブミュージック

70年代の映画メモ - Youtube動画
70年代の映画メモ - INDEX

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