1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
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Update: Mar.2006
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スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。 |
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。
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「読んでから見るか 見てから読むか」は角川映画のコピーだが、それ以前にも映画の公開に合わせた原作やノベライズの出版は行われていた。 当時、通っていた映画館は地方都市の「二番館」と呼ばれるものだった。封切りから数ヶ月遅れるものの、「封切館」と同じ入場料で二本立てだった。 上映を待ちきれずに先に本を読むことも多かったが、『スティング』(早川文庫)は駄作が多いノベライズと違って良くできた小説だった。 【ストーリー】 1936年、シカゴ。詐欺師3人が通りがかりの男から金を奪う。ところが相手はニューヨークの大親分ロネガンの手下で、首謀者ルーサーは消され、追っ手は一味のフッカー(ロバート・レッドフォード)にも迫ってきた。 仲間の復讐を誓うフッカーはルーサーの旧友ゴンドルフ(ポール・ニューマン)を訪ね、二人は一世一代の大博打を企む・・・ 小説で「鮮やかなどんでん返し」を堪能してしまったので、映画を観たのは公開からずいぶん経ってからだった。映像の雰囲気が小説からの想像と寸分も違わなかったのは、スコット・ジョプリンによるテーマ曲『ジ・エンターテイナー』のヒットのおかげだろう。 当時のFM放送でよく流れ、小説を読みながら頭の中ではこの曲が響いていた。 ホンキートンク・ピアノによるラグタイムは、物語の時代や内容にピッタリで、『スティング』はこの曲のようにテンポがよく、楽しく、後味も爽やかだ。 ラストは見事に「してやられた!」となるのだが、初めて体験するなら映画が先のほうがインパクトが大きいかもしれない。 騙されるといえば、ドラマ『傷だらけの天使』の最終回や角川映画『時をかける少女』に「なんちゃってエンドロール 」ともいうべき蛇足がある。実際はどうだか知りようもないが、制作者がこの映画に騙された仕返しをしているように思えた。 《余談》 ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは『スティング』と同じ監督の元、『明日に向かって撃て』でも共演している。兄弟分のように見えるが、ポール・ニューマンはレッドフォードより干支で一回り年上だ。 |
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