1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
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Update: Apr.2006
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スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。 |
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。
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高倉健主演。武田鉄矢の役者デビュー作。 【ストーリー】 もてない青年・欽也(武田鉄矢)は失恋の痛手から退職し、車を買って北海道へ旅立つ。一人旅の朱美(桃井かおり)、炭鉱夫を名乗る勇作(高倉健)と出会い、勇作の妻の光枝(倍賞千恵子)の住む夕張へ向かうが、勇作には人に言えない事情があった・・・ ロードムービーである本作は、欽也が車を手に入れることから始まる。演じる武田鉄矢は車の似合わない男だと思う。何を選んでもしっくりこないような気がするが、買ったのは赤いマツダ・ファミリアだった。 私の世代にとってファミリアといえば「80年代の始めにプアマンズ・ゴルフとして若者の間で大ヒットしたモデル」が思い浮かぶけれど、欽也のファミリアは一世代前で、実直なイメージが、あか抜けない青年にお似合いだった。 欧米の映画は小道具としてのクルマの選び方が巧みで、登場人物のキャラクターや背景を語る上で重要な要素になっている事が多いように思う。 当時の邦画はスポンサーのお仕着せにみえる例が多く、本作がファミリアを選んだ理由は「東洋工業(現マツダ)の持ち駒に、欽也に手が届くクルマが他になかった」からかも知れない。 けれど、「ストーリーの都合上4ドアが望ましく、かつ若者向き」ということであれば、選択肢はホンダ・シビックかファミリアの5ドアハッチバックしかなく、結果的にベストチョイスだった。 高倉健@自分は不器用な男ですから…と倍賞千恵子@下町の青い空…の組み合わせは、『遙かなる山の呼び声』等のシーンと混同してしまうが、現在の高倉健のイメージの礎となった名作だ。 《余談》 桃井かおりは25歳、武田鉄矢は28歳。若者と呼ぶには少々とうがたっていた。 |
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