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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。

使用した画像はアマゾンアソシエイトプログラムの掲載許諾を受けています。 配布や再掲載は禁止されています。
幸福の黄色いハンカチ | 1977年末
高倉健主演。武田鉄矢の役者デビュー作。

【あらすじ】
もてない青年・欽也(武田鉄矢)は失恋の痛手から退職し、車を買って北海道へ旅立つ。一人旅の朱美(桃井かおり)、炭鉱夫を名乗る勇作(高倉健)と出会い、勇作の妻の光枝(倍賞千恵子)の住む夕張へ向かうが、勇作には人に言えない事情があった・・・

ロードムービーである『幸福の黄色いハンカチ』は、欽也が車を手に入れることから始まる。演じる武田鉄矢は車の似合わない男だと思う。何を選んでもしっくりこないような気がするが、買ったのは赤いマツダ・ファミリアだった。

ファミリア私の世代にとってファミリアといえば、80年代の始めにプアマンズ・ゴルフとして若者の間で大ヒットしたモデルが思い浮かぶけれど、欽也のファミリアは一世代前で、実直なイメージが、あか抜けない青年にお似合いだった。

欧米の映画は小道具としてのクルマの選び方が巧みで、登場人物のキャラクターや背景を語る上で重要な要素になっている事が多いように思う。

当時の邦画はスポンサーのお仕着せにみえる例が多く、『幸福の黄色いハンカチ』がファミリアを選んだ理由は「東洋工業(現マツダ)の持ち駒に、欽也に手が届くクルマが他になかった」からかも知れない。

けれど、「ストーリーの都合上4ドアが望ましく、かつ若者向き」ということであれば、選択肢はホンダ・シビックかファミリアの5ドアハッチバックしかなく、結果的にベストチョイスだった。

高倉健@自分は不器用な男ですから…と倍賞千恵子@下町の青い空…の組み合わせは、『遙かなる山の呼び声』等のシーンと混同してしまうが、現在の高倉健のイメージの礎となった名作だ。


《余談》
桃井かおりは25歳、武田鉄矢は28歳。若者と呼ぶには少々とうがたっていた。
幸福の黄色いハンカチ
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▼幸福の黄色いハンカチ/1977
監督:山田洋次
出演:高倉健、倍賞千恵子、桃井かおり、武田鉄矢


▼劇場公開映画・目次
73 ウエストワールド
73 スコルピオ
74 燃えよドラゴン
74 スティング
74 帰ってきたドラゴン
74 ドラゴン危機一発
74 エクソシスト
74 ダラスの熱い日
74 小さな恋のメロディ  再映
74 ペイネ愛の世界旅行
74 ペーパームーン
74 イルカの日
74 追憶
74 暗黒街のふたり
74 大地震
74 ドラゴン怒りの鉄拳
74 ドラゴン世界を征く
74 電撃ストーナー
74 エマニエル夫人
74 個人生活
74 空手アマゾネス
75 破れ太鼓  再映
75 グリーン・ホーネット
75 ザッツ・エンタテインメント
75 アメリカン・グラフィティ
75 タワーリング・インフェルノ
75 七人の侍 再
75 デルス・ウザーラ
75 ドラゴンへの道
75 ドーベルマン・ギャング2
75 若い貴族達 13階段のマキ
75 アラン・ドロンのゾロ
76 ハリーとトント
76 ヤングフランケンシュタイン
76 風と共に去りぬ 再
77 がんばれ!ベアーズ
77 ダウンタウン物語
77 人間の証明
77 エデンの東(再)
77 サイレント・ムービー
77 幸福の黄色いハンカチ
78 自転車泥棒
78 死亡遊戯
78 男はつらいよ・噂の寅次郎

▽テレビ放映・目次
70 喜劇・男は愛嬌
71 大脱走
72 ボクいかれたヨ!
72 80日間世界一周
73 激突!
73 死刑台のエレベーター
74 タイタンの逆襲
75 猿の惑星
76 サウンドオブミュージック

70年代の映画メモ - Youtube動画
70年代の映画メモ - INDEX

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