1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
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Update: Jul.2006
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スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。 |
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。
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『ドラゴン危機一発』に続く、ブルース・リー主演第二作。公開初日の7月20日はブルース・リーの命日。同時上映は『空手アマゾネス』だった。 【ストーリー】 清朝末期の上海。武術道場『精武館』の創始者フォック・ユンカップが亡くなった。葬儀に駆けつけた愛弟子のチェン・シン(ブルース・リー)は死因に疑問を抱く。やがて日本人の柔道道場主、鈴木(橋本力)がの陰謀だとわかり、単身乗り込むが・・ 前作がやや期待はずれだったので、待ちに待った真打ち登場。チャイナスーツ、ヌンチャク、怪鳥音。ドラゴン三種の神器も揃っている。 作品の内容については、詳しいマニアのサイトがいくらでもあるので、誰も言及しない点をいくつかあげてみよう。 【ノラ・ミアオのカッチンドメ】 前作『ドラゴン危機一発』ではチョイ役(屋台の売り子)だったノラ・ミアオが、今回はヒロインを演じている。清純派の彼女が年齢以上に可愛らしく見えるのは髪型のせいだろう。 前回のソフトソバージュっぽい(天然?)ロングヘアをバッサリ切って、ショートボブを両耳の上でピンで留めているのだけど、そのピンがカッチンドメ(パッチンドメ)に見えるのだ。 カッチンドメ(正式にはスリーピンと呼ぶらしい)は、日本では主に小学生、封切り当時でも、中学生までのアイテムだ。この時代(20世紀初頭)の上海にカッチンドメがあるのが不思議な感じだった。それとも中国の伝統的な髪飾りだったのだろうか? 【日本だけの主題歌】 封切り時は英語版を元に編集した日本語字幕版で、主題歌は日本オリジナルだった。歌い出しの"I use hands to hold my fellow men"のメロディラインはTVドラマ*『鬼警部アイアンサイド』に良く似ている。(*イントロはウィークエンダー・TV三面記事でおなじみ) なぜ気が付いたかといえば、当時大ヒットした『刑事コロンボ』のEPレコードのB面が『鬼警部アイアンサイド』で、弟が買ってきて擦り切れるほど聞いていたからだ。 【キャンペーン】 当時はTVで『エクソシスト』のスポットが流れる等、*洋画の広告が派手になりはじめていた。私の住んでいた福岡だけだったのかも知れないけれど、『怒りの鉄拳』はテレフォンサービスを使った宣伝キャンペーンをやっていた。(*海外映画は洋の東西を問わず洋画。香港映画は想定外だった) 指定の番号に電話をかけると録音音声が流れた。場面はチェンが鈴木邸の庭に現れるところ。 "Hold it! Who (are) you?" "My name is Chen." その後、格闘場面。パターンは複数あったと思う。 最後は上映館の紹介と「 提供はタムレコード、東宝東和株式会社、ジェクトテレフォンサービスです」で終わった。 『怒りの鉄拳』のラストは、映画『明日に向かって撃て!』を思わせるストップモーション。短い生涯をフィルムがとらえきれない程のスピードで駆け抜けていった不世出のヒーローが唯一、止まって見えたシーンだった。 |
![]() DVD商品情報>> ▼Fist of Fury/精武門/1971 監督:ロー・ウェイ 出演:ブルース・リー、ノラ・ミャオ、 ティエン・フォン、ジェームズ・ティエン トニー・リュウ、 ユニコーン・チャン マリア・イー、 橋本力 、 勝村淳 ボブ・ベイカー ▼ノラ・ミアオ ![]() ▼ラストーシーン ![]() |
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