1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
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Update: Nov.2003
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スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。 |
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。
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兵要地調査隊を率いてシベリア・ウスリー地方にやってきたアルセーニエフ(Y・サローミン)は、密林で暮らす天涯狐独の猟師デルス(M・ムンズク)に出会う。デルスは案内人として同行することになり、冬のシベリアの自然の猛威から、一隊を遭難の危機から救う。 5年後、再びウスリー地方を訪れたアルセーニエフはデルスと再会するが、老いて視力の衰えたデルスは猟が出来なくなっていた。アルセーニエフはデルスを自宅に連れて帰るのだが、密林以外で生活したことのないデルスは・・・ モノクロ時代の黒澤映画を期待するとあてが外れる。テーマはストレートに勧善(自然)懲悪(文明社会)で、17才の私には少々面はゆかったが、描かれた自然はそれを吹き飛ばす程、圧倒的に力強く、かつ美しかった。 「畳の上で死にたい」という言葉がある。自然と共に生きたデルスは森の中で土に帰りたかったに違いない。では、森から連れ帰ったのは延命医療にも似た文明人の奢りだったのか? いや、デルスは「カピタンと会えて良かった」というだろう。それが切ない。 《余談》 デルス役は当初、三船敏郎にオファーがあったがというが、そうならなくて良かったと思う。マキシム・ムンズクははまり役で風貌も実在のデルスにそっくりだ。 |
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