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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。

使用した画像はアマゾンアソシエイトプログラムの掲載許諾を受けています。 配布や再掲載は禁止されています。
デルス・ウザーラ | 1975年9月鑑賞
『どですかでん』以来、久々の黒澤映画。試写会で観た。

【あらすじ】
兵要地調査隊を率いてシベリア・ウスリー地方にやってきたアルセーニエフ(Y・サローミン)は、密林で暮らす天涯狐独の猟師デルス(M・ムンズク)に出会う。デルスは案内人として同行することになり、冬のシベリアの自然の猛威から、一隊を遭難の危機から救う。

5年後、再びウスリー地方を訪れたアルセーニエフはデルスと再会するが、老いて視力の衰えたデルスは猟が出来なくなっていた。アルセーニエフはデルスを自宅に連れて帰るのだが、密林以外で生活したことのないデルスは・・・


モノクロ時代の黒澤映画を期待するとあてが外れる。テーマはストレートに勧善(自然)懲悪(文明社会)で、17才の私には少々面はゆかったけれど、描かれた自然はそれを吹き飛ばす程、圧倒的に力強く、かつ美しかった。

「畳の上で死にたい」という言葉がある。自然と共に生きたデルスは森の中で土に帰りたかったに違いない。では、森から連れ帰ったのは延命医療にも似た文明人の奢りだったのか? いや、デルスは「カピタンと会えて良かった」というだろう。それが切ない。


《余談》
デルス役は当初、三船敏郎にオファーがあったがというが、そうならなくて良かったと思う。マキシム・ムンズクははまり役で風貌も実在のデルスにそっくりだ。
デルス・ウザーラ
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▼Dersu Uzala/1975
監督:黒澤明
出演:ユーリー・サローミン、マキシム・ムンズク

▼劇場公開映画・目次
73 ウエストワールド
73 スコルピオ
74 燃えよドラゴン
74 スティング
74 帰ってきたドラゴン
74 ドラゴン危機一発
74 エクソシスト
74 ダラスの熱い日
74 小さな恋のメロディ  再映
74 ペイネ愛の世界旅行
74 ペーパームーン
74 イルカの日
74 追憶
74 暗黒街のふたり
74 大地震
74 ドラゴン怒りの鉄拳
74 ドラゴン世界を征く
74 電撃ストーナー
74 エマニエル夫人
74 個人生活
74 空手アマゾネス
75 破れ太鼓  再映
75 グリーン・ホーネット
75 ザッツ・エンタテインメント
75 アメリカン・グラフィティ
75 タワーリング・インフェルノ
75 七人の侍 再
75 デルス・ウザーラ
75 ドラゴンへの道
75 ドーベルマン・ギャング2
75 若い貴族達 13階段のマキ
75 アラン・ドロンのゾロ
76 ハリーとトント
76 ヤングフランケンシュタイン
76 風と共に去りぬ 再
77 がんばれ!ベアーズ
77 ダウンタウン物語
77 人間の証明
77 エデンの東(再)
77 サイレント・ムービー
77 幸福の黄色いハンカチ
78 自転車泥棒
78 死亡遊戯
78 男はつらいよ・噂の寅次郎

▽テレビ放映・目次
70 喜劇・男は愛嬌
71 大脱走
72 ボクいかれたヨ!
72 80日間世界一周
73 激突!
73 死刑台のエレベーター
74 タイタンの逆襲
75 猿の惑星
76 サウンドオブミュージック

70年代の映画メモ - Youtube動画
70年代の映画メモ - INDEX

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