昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Jun.2005
スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。

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帰って来たドラゴン|1974年5月鑑賞

ブルース・リーの『燃えよドラゴン』のヒット以降、多くの香港製アクション映画が上映された中の一本。同時上映は『ダーティハリー2』。

【ストーリー】

暗黒街のボス、イム・クン・ホウの持つ至宝《シルバー・パール》を狙うゴールデン・ドラゴン(ブルース・リャン)と功女・ミアオ(W・W・ツェー)。用心棒として雇われたブラック・ジャガー(倉田保昭)との壮絶な死闘が繰り広げられる。


当時の*空手映画ブームは凄まじかった。『燃えよドラゴン』公開時に既に故人だったブルース・リーの未公開作品がわずか数本だったこともあり、需要に供給が追いつかない状態で、急遽買い付けられた香港映画は玉石混交だった。
(*当初はカンフー、クンフーという呼び方はしていなかった)

『帰って来たドラゴン』は数少ない《玉》で、ブルース・リャンと倉田保昭の息をもつかせぬエンドレスアクションに目を見張ったものだ。壁と壁の間に手足をつっぱってよじ登る《壁虎功》というアクションは、後のTV番組『筋肉番付』のSASUKEのステージに取り入れられている。

『帰って来たドラゴン』は、当時の日本では無名だった倉田保昭を一躍有名にした。凱旋帰国した倉田はTVドラマ『闘え!ドラゴン』に主演、『Gメン'75』のレギュラーメンバーとなった。NHKの連続TV小説『オードリー』の香港で成功した日本人役者、タイガー・ウォンのモデルは倉田保昭ではないだろうか?


《余談》
アジア映画に馴染みのなかった時代、役者の風貌が日本の芸能人や知人に似ているだけで笑えたものだが、ブルース・リャンは野村真樹(野村将希)や原田大二郎に似ていた。
帰って来たドラゴン
DVD商品情報>>

▼Call Me Doragon/1973
監督:ウー・セイ・ユーエン
出演:ブルース・リャン、倉田保昭

▼闘え!ドラゴン
1974/7/2 〜 1974/12/24
東京12チャンネル

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