BBS昭和の話題 - 掲示板
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スクリーンにチェリオ!
1970年代の映画鑑賞記。
当時の映画館でよく飲んだのはチェリオ(乾杯の意)だった。
記事は公開時の記憶を元に書いたものです。

使用した画像はアマゾンアソシエイトプログラムの掲載許諾を受けています。 配布や再掲載は禁止されています。
八十日間世界一周 | 1972年6月鑑賞
古き良き時代の観光映画。TVの土曜映画劇場で観た。解説は増田貴光。3時間の大作は前後編にわけて放映された。

【あらすじ】
1872年、ビクトリア王朝時代のロンドン。紳士クラブで80日で世界1周できるかどうかに賭けたフォッグ氏(デヴィッド・ニーヴン)は、全財産の半分を賭金に、残りを旅費にして、召使パスパトゥ(カンティンフラス)を連れて旅に出る・・・

映画好きなら、イントロが始まっただけで鳥肌が立つ映画音楽がいくつかあると思う。私の場合は『野生のエルザ』『慕情』『旅情』等、子供時代に家にあった映画音楽全集で聞いた、旅情をかきたてられる曲が上位を占める。

もちろん、映画の内容によって人それぞれに印象が違うと思うけれど、同世代の多くが旅情を感じるのが『八十日間世界一周』だろう。テレビ創生期からずっと『兼高かおる 世界の旅』のテーマとして流れていたからだ。

日本で海外旅行が自由化されたのは1964年。JTBのツアーパッケージ『ルック』が登場しのが68年だ。海外旅行は夢の世界で、今のようにバラエティ番組で現地ロケなど想像も出来ず、限られたTV番組と映画が世界に向かって開いた窓だった。

『八十日間世界一周』の原作はSFの開祖、ジュール・ベルヌの小説で、子供時代に『15少年漂流記』の作者として馴染みがある人も少なくないと思う。作品が書かれた当時はリアルタイムの内容だったが、映画制作時には時代劇になってしまった。

一行は次々に襲い掛かるアクシデントを障害物競走のように機転で切り抜け、快調なテンポで世界を旅する。明治時代の日本が江戸時代に見え、横浜に鎌倉の大仏がある辺り、他の国の考証も怪しいものだが、細かいことはどうでも良くなる、楽しい映画だ。

どんでん返しの結末は、ジェット機で海外旅行が特別では無くなった今、経験から先読みが出来きそうだが、画面に夢中になるうちにそんな事は忘れてしまって、コロッとだまされてしまうこと請け合いだ。

80日間世界一周
八十日間世界一周DVD情報>>

▼Around the World in 80 Days/1956
監督:マイケル・アンダーソン
出演:デヴィッド・ニーヴン、カンティンフラス
シャーリー・マクレーン

▼兼高かおる 世界の旅
兼高かおる 世界の旅

▼劇場公開映画・目次
73 ウエストワールド
73 スコルピオ
74 燃えよドラゴン
74 スティング
74 帰ってきたドラゴン
74 ドラゴン危機一発
74 エクソシスト
74 ダラスの熱い日
74 小さな恋のメロディ  再映
74 ペイネ愛の世界旅行
74 ペーパームーン
74 イルカの日
74 追憶
74 暗黒街のふたり
74 大地震
74 ドラゴン怒りの鉄拳
74 ドラゴン世界を征く
74 電撃ストーナー
74 エマニエル夫人
74 個人生活
74 空手アマゾネス
75 破れ太鼓  再映
75 グリーン・ホーネット
75 ザッツ・エンタテインメント
75 アメリカン・グラフィティ
75 タワーリング・インフェルノ
75 七人の侍 再
75 デルス・ウザーラ
75 ドラゴンへの道
75 ドーベルマン・ギャング2
75 若い貴族達 13階段のマキ
75 アラン・ドロンのゾロ
76 ハリーとトント
76 ヤングフランケンシュタイン
76 風と共に去りぬ 再
77 がんばれ!ベアーズ
77 ダウンタウン物語
77 人間の証明
77 エデンの東(再)
77 サイレント・ムービー
77 幸福の黄色いハンカチ
78 自転車泥棒
78 死亡遊戯
78 男はつらいよ・噂の寅次郎

▽テレビ放映・目次
70 喜劇・男は愛嬌
71 大脱走
72 ボクいかれたヨ!
72 80日間世界一周
73 激突!
73 死刑台のエレベーター
74 タイタンの逆襲
75 猿の惑星
76 サウンドオブミュージック

70年代の映画メモ - Youtube動画
70年代の映画メモ - INDEX

昭和のエッセイ集・トップページ>>
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジンリンク・権利等・編集者プロフィールお問い合わせ掲示板
Since 25 Dec. 2001