昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Apr.2004
愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世
横断歩道と信号機

渡ろう渡ろう 何見て渡ろう 信号見て渡ろう
赤青黄色 青になったら渡ろう
赤ではいけない 黄色はまあだだよ♪

歩行者用の信号灯は赤青の二色。「黄色はまあだだよ」のフレーズがどうにも腑に落ちない。交差する車両用信号機の黄色だとすれば、間違いとは言えないけれど・・

『信号機の歌』が作られた時期は不明だが、赤青二色の歩行者信号灯が初めて設置されたのは1965年。 同じ年に横断旗が日本宝くじ協会から日本交通安全協会へ寄贈され現在に至っている。交通戦争が社会問題になったこの時期ではないだろうか?

歩行者信号機の登場以前は、車両用の三色信号機を縦にして流用していたという。1972年に警察庁が信号機の規格を統一するまでは、歩行者用の三色信号機は珍しくなかったらしい。

縦型の信号機は原則的に下から青・黄・赤なので、実際の動作を見たことのなかった作詞者が、上から赤・黄・青と順に変わると勘違いしたのではないだろうか?

三色信号機は珍しくなかった【らしい】と書いたように、私の子供時代には信号機そのものが少なかった。当時は未舗装の道路が多く、通学路に信号機と横断歩道が出来たのは小学校の高学年になってからだった。

その横断歩道は、私達の世代には馴染みの深い《梯子型》(1965年採用)で、旧い《二本線》と《中央で段違いになったゼブラ模様に側線付き》は見た記憶がないのだ。

さて、質問。今の横断歩道の路面標識は、かつてビートルズが『アビー・ロード』で渡っていたのと同じ《側線無し》だということに気付いてますか?

意識せずに渡っている横断歩道は世代の踏み絵でもあるのだ。

▼ABBEY ROAD
横断歩道
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▼横断歩道標示
1992年。国際化の為に側線を省いた。ただし、総理府・建設省令第3号「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令  別表第六」には側線付きも残っている。

▼人形型歩行者信号灯
1965年、新宿「伊勢丹」前交差点に設置。

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