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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世
牛乳びんの栓抜き
ガチャガチャと自転車の荷台で瓶の触れ合う音、木製の牛乳受けのパタンゴトンという音で子供時代の朝は始まった。

届いた牛乳を飲むには、薄紫色のビニールをはがし、販売店が配る栓抜きでフタを開けた。

「飲用乳の表示に関する公正競争規約施行規則」の第20条には、「牛乳のガラスびん容器に使用すべきフードの色は薄紫色とし、牛乳以外の飲用乳にはその色を使用してはならない」とあるが、当時の『明治ゴールド牛乳』は黄色だったような気がする。

栓抜きは小学校の給食の時間にも使ったが、順番を待てずに手で開けることが多かった。指で押し込むと手や服を汚すので爪で開けるのだが、表面だけが剥がれてしまい、結局押し込む羽目になるのだ。

昭和45年頃、学校で牛乳瓶のフタを使ったメンコ遊びが流行った。机の上に一枚ずつ出し合い、息を吹きかけて移動させて相手のフタに乗っかれば勝ちで、相手のフタを貰えるのだ。

給食の牛乳は一時期「テトラパック」だったが、もしそれが主流になっていたらこの遊びは生まれなかっただろう。 一方、我が家では1970年代の中頃にスーパーで紙パックを買うことが多くなって、宅配を頼まなくなった。

最後に使っていた栓抜きは「キリの先に輪っかがついていて、刺した後にフタをくわえ込む」ようになっていたが、キリの先はたいして尖ってないので、刺すのに失敗して手を汚すこともあった。

現在の飲料の容器はスマートに開けられるものが主流だが、牛乳は紙パックになっても開け方が今一つあか抜けない。余計なゴミが出ないのが牛乳の素朴な優等生的イメージに似合ってはいるけれど。

牛乳はよく言われる程には匂いを吸収しないらしい。それでも紙パックの牛乳は紙の匂いがする。そのたびに、牛乳びんのフタに鼻先を近づけて遊んだ記憶が甦るのだ。
▼栓抜き
牛乳の栓抜き

▼牛乳の容器
1970年頃から、瓶と紙の比率が逆転し、現在は紙が9割。
テトラパックは1956年に協同乳業株式会社(メイトー)が日本で最初に導入。
輸送に特殊な六角形の容器が必要、店頭でスペースにむだが出ることから、直方体のタイプに移行。
80年代には直方体が三角すいを上回った。

▼1960年代の懐かしいモノ・目次
水筒
リュックサック
えんぴつ
接着剤
テレビ
赤チン
缶切り
牛乳びんの栓抜き
ソフトクリームのスタンド
捻締錠
こたつの天板
トランプ類税証紙
林檎箱

殺虫剤噴霧器
手拭い
物干し竿カバー
子供用食器
インキ消し
ジンギスカン鍋
井戸の手押しポンプ
♀の十円玉
注射器
フランス人形
金魚鉢
米びつ
有料体重計
六一〇ハップ
腕時計のカレンダー
クリスマスブーツ
二斤のカステラ
横断歩道と信号機
食パンケース
タイムスイッチ
アイスボックス
車の注連飾り
卓上星占い

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