愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪ |
▼ 愛情物語 作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世 |
缶切り
現在、我が家で使っている缶切りは回転刃式のものだが、子供の頃はレバー式の『三徳缶切り』と呼ばれるものだった。折り畳み式のコルク栓抜きが付いていたが、葡萄酒(昔はワインをこう呼んだ)を開ける機会は少なく、一部を残して開けた缶のフタを持ち上げるのに使う事が多かった。 なぜ「フタを全部切り取ってしまわなかったか」と言えば、レバー式の場合、最後の部分を切ろうとするとフタが捻れて切り難いからだ。中身が残った場合にフタとして使えるので、食品用ラップが普及する以前の習慣だったかも知れない。 子供時代は今より缶切りを使う機会が多かったように思う。現在の小型缶の多くがプルトップになったせいもあるが、かつてのデザートの花形「みかんの缶詰」を開けることが多かったからだろう。 「みかんの缶詰」の美味しさは、酸味と甘味のバランスにあるが、その糖分は戦後〜昭和44年までは「チクロ」、48年のオイルショックで砂糖が高騰するまでは「全糖」、以後「異性化糖」に切り替えられていった。 昭和50年代に実家を離れてから回転刃式の缶切りを使うようになり、同時に「みかんの缶詰」をおやつに食べることもしなくなった。 三徳缶切りの思い出はチクロの味と共にある。 |
▼三徳缶切り![]() ▼ラップ クレラップ/呉羽化学 61年6月発売。 サランラップ/旭化成 61年8月発売。 ▼1960年代の懐かしいモノ・目次 水筒 リュックサック えんぴつ 接着剤 テレビ 赤チン 缶切り 牛乳びんの栓抜き ソフトクリームのスタンド 捻締錠 こたつの天板 トランプ類税証紙 林檎箱 枡 殺虫剤噴霧器 手拭い 物干し竿カバー 子供用食器 インキ消し ジンギスカン鍋 井戸の手押しポンプ ♀の十円玉 注射器 フランス人形 金魚鉢 米びつ 有料体重計 六一〇ハップ 腕時計のカレンダー クリスマスブーツ 二斤のカステラ 横断歩道と信号機 食パンケース タイムスイッチ アイスボックス 車の注連飾り 卓上星占い 昭和の生活コラム総合目次>> 昭和のエッセイ集トップページ>> |