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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世
注射器
一般的に注射の好きな人は少ないだろう。今回は逆『愛情モノ語り』だ。

私の小学生時代の最も嫌な行事の一つは集団予防接種だった。毎年行われたのは日本脳炎、インフルエンザ、ツベリクリン反応。一番痛いのは日本脳炎。痛みが長引くのはB.C.Gだった。

B.C.Gはツベリクリン検査の結果が陽性の者だけ受けるのだが、私の子供時代の前半はスタンプではなく注射だった。管針法と呼ばれるスタンプ式になったのは1968年からで、私が受けたのは二の腕(三角筋の下)の皮下注射だった。

傷口が化膿してなかなか治らず、跡が残った。山口百恵の腕に同じ傷跡を見つけた時は「ああ、同じ時代を生きてるんだ」と親近感を覚えたものだ。

予防接種のときは出席番号順に並ぶのだが、私は後ろのほうだった。いつも早く終わる安部君や青木さんが羨ましかったものだ。ドキドキしながら順番を待ち、看護婦さんにアルコールを含ませた脱脂綿で消毒されると「もはやこれまで」と観念した。

当時は血液感染症は問題になってなかったので、ガラスの注射器をアルコールで消毒して使い廻していた。何故だか日本脳炎の時はブルーに染まった注射器だったと思う。「青は痛い」が条件反射になっていた。

とはいえ、その日からは蚊にさされても「今のは“コガタアカイエカ”だったんじゃないだろうか?」という心配は無くなり、夏を安心して過ごせたのだ。

現在、学校での集団接種は無くなりつつある。賛否両論あるだろうが、普段、威張ってるいじめっ子が顔をしかめたり、大人しい子が平気だったり、意外な一面を垣間見る機会ではあった。
▼注射器
注射器


▼1960年代の懐かしいモノ・目次
水筒
リュックサック
えんぴつ
接着剤
テレビ
赤チン
缶切り
牛乳びんの栓抜き
ソフトクリームのスタンド
捻締錠
こたつの天板
トランプ類税証紙
林檎箱

殺虫剤噴霧器
手拭い
物干し竿カバー
子供用食器
インキ消し
ジンギスカン鍋
井戸の手押しポンプ
♀の十円玉
注射器
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金魚鉢
米びつ
有料体重計
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腕時計のカレンダー
クリスマスブーツ
二斤のカステラ
横断歩道と信号機
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アイスボックス
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