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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: Apr.2004
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愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
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▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世 |
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一般的に注射の好きな人は少ないだろう。今回は逆『愛情モノ語り』だ。 私の小学生時代の最も嫌な行事の一つは集団予防接種だった。毎年行われたのは日本脳炎、インフルエンザ、ツベリクリン反応。一番痛いのは日本脳炎。痛みが長引くのはB.C.Gだった。 B.C.Gはツベリクリン検査の結果が陽性の者だけ受けるのだが、私の子供時代の前半はスタンプではなく注射だった。管針法と呼ばれるスタンプ式になったのは1968年からで、私が受けたのは二の腕(三角筋の下)の皮下注射だった。 傷口が化膿してなかなか治らず、跡が残った。山口百恵の腕に同じ傷跡を見つけた時は「ああ、同じ時代を生きてるんだ」と親近感を覚えたものだ。 予防接種のときは出席番号順に並ぶのだが、私は後ろのほうだった。いつも早く終わる安部君や青木さんが羨ましかったものだ。ドキドキしながら順番を待ち、看護婦さんにアルコールを含ませた脱脂綿で消毒されると「もはやこれまで」と観念した。 当時は血液感染症は問題になってなかったので、ガラスの注射器をアルコールで消毒して使い廻していた。何故だか日本脳炎の時はブルーに染まった注射器だったと思う。「青は痛い」が条件反射になっていた。 とはいえ、その日からは蚊にさされても「今のは“コガタアカイエカ”だったんじゃないだろうか?」という心配は無くなり、夏を安心して過ごせたのだ。 現在、学校での集団接種は無くなりつつある。賛否両論あるだろうが、普段、威張ってるいじめっ子が顔をしかめたり、大人しい子が平気だったり、意外な一面を垣間見る機会ではあった。 |
▼注射器 |
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