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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: Apr.2004
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愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
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▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世 |
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昭和37年放映のTVドラマ『泣いてたまるか』>>の第一回に「一人暮らしの主人公が、手みやげに貰ったカステラを手づかみで頬張る」シーンがある。 1960年代。カステラは我が家に届く手みやげの王様だった。長崎が近いという土地柄のせいだったかも知れないが、「食生活が欧米化したものの、洋菓子に馴染めない世代も多かった時代」にカステラの中庸が歓迎されたのだろう。 ドラマで渥美清が食べたカステラのサイズは二斤だった。カステラは幅10センチ、長さ25センチ位ものを一斤と呼ぶ。欣は重さの単位で、パウンドケーキみたいなものだが、カステラの斤は幅の違いとして売られる。 通常の手みやげは一斤や一斤半のものだったが、中元や歳暮といったハレの舞台には、桐箱入りの二斤のものが届いた。それが、いつの頃からか二斤の箱に一斤が二本入ってる事が多くなった。 たしか、70年代半ばに文明堂のカステラに「開封後の保存袋」が付き、カット済みの個装が登場した頃だったように思う。核家族化が進み、都市部では「お裾分け」の慣習も失われ、大きなサイズをもてあますようになっていた。 ドラマでカステラを持参した上品な奥様は「二斤のカステラ」に格を求めたのだろう。贈り物に込めた思いが大きさと釣り合っていた時代だった。 |
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