昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Apr.2004
愛情モノ語り
お守りのように 大切にしていたの♪
▼ 愛情物語
作詞・康珍化/ 作曲・林哲司/唄・原田知世

腕時計のカレンダー

自動〜巻 防〜水 カ〜レンダ〜♪

1968年に登場した『セイコー・ファイブ』のCMソングだったと思うが、70年代半ばに電池式クォーツ時計の時代が来るまでは、機械式時計が機能を競っていた。万年筆の**金と並んで、**石(軸受けの石の数)が勲章だった。

75年にユリゲラーが来日して日テレの特番に出演した時、視聴者がTVの前で握りしめた時計の大半は機械式だったはずだ。電池式では奇蹟は起こらなかたったに違いない。

機械式時計に機能を追加すると、厚みが増し、重くなり、高価になる。文字盤のデザインにも影響するので、全てが自動巻・カレンダー付きを目指したわけではなかった。そこに目をつけたのか、時計バンドにくっつけるカレンダーがあった。

小判型のアルミ板に一月分のカレンダーを印刷したもので、両端を折り曲げてバンドに巻き付けるのだ。売り物ではなく、保険会社などの販促品として配られていた。

それは確かに便利ではあったが、ファッション性に欠けるのも事実で、高価ながら実用品だった時計が、複数所有してTPO(<死語?)に応じて着替える時代を迎えると、次第に見かけなくなった。

今は携帯電話のおかげで、腕時計は本来の機能を失い、装飾性や記号性が残った。時計に寄生していた販促品の小判ザメは主を失ったが、携帯ストラップやアクセサリーとなって、したたかに生き延びている。

▼ノベルティのカレンダー
腕時計のカレンダー


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