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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
めばえ
もしもあの日あなたに逢わなければ♪
2歳から3歳を過ごした離島、長崎県対馬での人生最初の出逢い。
▼めばえ/1963年7月号
めばえ 小学館の学習雑誌
対象年齢1〜4歳
テレビと宿直室
初めてテレビを見たのは3歳の時だった。「観た」のではなく「見た」と書かなくてはいけないのは、こういう訳だ。

当時住んでいた官舎は税務署の敷地に隣接していて、父親が宿直の時は夕飯のあとに歩いて遊びにいったものだ。宿直室の碁盤に碁石を並べたり、回り将棋で遊んでもらっていた。

ある日、父親が宿直室にテレビが入ったので見においでというので、勇んで見に行った。家にはテレビが無く、存在すら知らなかった。

入口の引き戸をあけると土間で、宿直室の上がり框の下は古新聞や、がらくたが並んでいた。部屋の奥のテレビに何か映っているのが見えた瞬間、記憶は数年後の『チロリン村とくるみの木』の画面へ飛んでしまう。

立てかけてあったガラス板に気付かず、踏み割って怪我をしてしまったのだった。医者にいけば縫ったであろう傷は、綺麗に切れて痛みが無かったこともあって、赤チンと包帯で治ってしまった。

画面に映っていたのは、野球かプロレスだったと思うが、はっきりとした記憶はなく、尋ねる相手も今は亡い。傷跡だけが今でもはっきりと残っていて、テレビを見ながら無意識に触っていることがある。
白黒テレビ
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▼目次
クリームキャラメルとスピッツ
若原一郎と紙テープ
こだま号と絆創膏
栗饅頭とはじめてのおつかい
コンデンスミルクとクリスマス
ネギ坊主と水飴
招き猫とサーカス
ガーベラとスキムミルク
TVと宿直室
うぐいす姫と箱庭
鯛の骨とバナナ饅頭

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