『駄菓子屋の 動かぬ時計で 時を止め』
スーパージェッターの秘密兵器のなかで最も憧れたのは腕時計型のタイムトッパー(時間を30秒間止めることが出来た)だった。
けれども、当時のオモチャの時計の針は竜頭をひねると10時10分の角度を保ったまま、ぎこちなく廻るだけだった。
【ストーリー】
30世紀からやってきたスーパージェッターはタイムパトロール隊員。犯罪者を追跡中にタイムマシンが故障して、元の世界に戻れなくなる。不時着した先に捕らわれていた女性カメラマン水島かおるを救い、20世紀の国際科学捜査局の西郷長官に紹介され、様々な事件の解決に協力する事になる。
僕の名はスーパージェッター 一千年の未来から時の流れを超えてやって来た
流星号応答せよ流星号 来たな よし! 行こう!
ジェッターの愛車?流星号には人工頭脳が搭載されているらしく、岩場につっこんだ時などは生き物のようにクネクネと身をよじって自力で脱出していた。
金属ではなく、特殊な樹脂で出来ていたのだろう。1950年代のSF小説には既にバイオプラスティックという概念があったとはいえ、TVまんがの世界では80年代になっても金属(超合金)から脱却出来ず、ジェッターの先進性は光っていた。
それもそのはず、脚本には加納一朗、豊田有恒、筒井康隆、半村良、眉村卓とSF作家が名を連ねていたのだ。その反面、今では考えられない豪華メンバーを使える程、SF作家の地位が低かったとも言える。
先進的なジェッターだったが、ネーミングが時代を物語っている。当時は「夢のジェット機」と呼ばれたボーイング727が国内線に就航したばかりで、「ジェット」には今のEコマースやEチケットの「E」のような神通力があった。
流星号はさながら戦国武将の愛馬の名のようだし・・
《余談》
『巨泉のクイズダービー』で篠沢教授を見た時、西郷長官だ!と思った。