昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Apr.2004
マンガ細事記
『憧れの 君は届かぬ 箱の中 』 マンガにまつわるえとせとら。
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オバケのQ太郎 1965

『着陸は 前後左右を 確かめて』

『オバケのQ太郎』は、ごく普通の家庭に珍客が居候して騒動を起こすという、幼年向けマンガの定番パターンの原型となるエポックメイキングな作品。影響を受けたスピルバーグは『ET』を生み出すことになる(嘘)。

♪空から降りたら犬がいた〜
犬が苦手なら下を見てから降りろよな、って言いたくなるけど、当時はそこら中に野犬がいた。

僕にとっての『オバQ』は、東京の小学生の日常を垣間見る楽しみもあった。 地方に住んでいた僕は、ベーゴマ、四角い切り餅、わんこ蕎麦なんて知らなかったのだ。

屋外の木製のゴミ箱(『サザエさん』でタマが上で昼寝してたやつ)は同じだなぁと思った記憶がある。 犬が怖いという設定にしたのは、東京でも野良犬が珍しくなかったからだろうか?。

正ちゃんの家は住宅街にあり、庶民というより少し上の暮らしぶりに見えた。学校から帰っても靴下をきちんと履いているし(ミツ夫やのび太もだが)、部屋で遊んでいるとお母さんが菓子盆に載せたおやつを持って来る。

僕はといえば、学校帰りに道草を食って足は泥んこだったし、オバQガムやチョコが菓子盆に載って出て来た記憶はない 。

さて、Qちゃんがエポックメイキングなもう一点は、着替えをたくさん持っていた事だ。マンガのヒーローの多くは一張羅で、「いつ洗濯するの?」という疑問がつきまとうけれど、『オバQ』には着替えたり洗濯する話があったと思う。

子供心に、正ちゃんのお母さんに糊付けされたら困るだろうな、と思った。
オバケのQ太郎
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▼オバケのQ太郎
放送局: TBS系/毎週日曜日
放送期間:1965.8.29〜1967.3.26
視聴率は30・2%
「宇宙少年ソラン」24・5%
「スーパージェッター」21%

▼ゴミ箱
東京都は昭和30年から「蚊とハエをなくす運動」を提唱し、 河川や溝の浄化と殺虫消毒、下水道の整備を進めた。 また、東京オリンピック開催準備として、それまで各家庭前に設置していたゴミ箱を撤去し、 昭和36年から、 ポリバケツのゴミ容器を定時に決められた 個所に出して回収を行なうようになった。

▼不二家
オバQチョコレート20円、オバQキャンデー10円、オバQフーセンガム10円。
包装紙100円分を送ると抽選で毎週500名に オバQテープレコーダーが。

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