『星がため 異国の王に 浮気させ』
ラ・セーヌの星ことシモーヌは、マリー・アントワネットの異母妹という設定だった。
【ストーリー】
E'toile de la Seine!(エトワール デ ラ セーヌ)
フランス革命前夜、アントワネットのわがままで両親を失った花売り娘シモーヌはド・フォルジュ家の養女となり、怪傑「ラ・セーヌの星」として活躍することになる。しかし、彼女には本人の知らない出生の秘密が・・
前年に池田理代子の『ベルサイユのばら』が60周年記念の宝塚劇場で上演され、“ベルばら”ブームの渦中だった。それが企画を後押ししたのは想像に難くないが、当時はフランスが舞台というだけで魅力があったのも事実だ。
この年のカネボウ化粧品の秋キャンペーンは“ボンジュールお目目さん”。日曜洋画劇場ではアラン・ドロンが“D'urban, c'est l'elegance de l'homme moderne.”と甘く囁き、ダイハツのCMで小川知子が“Oui, c'est CHARMANT.”と微笑んでいた。
僕はといえば、創刊されたばかりの『セゾン・ド・ノンノ/パリ特集』の*フラン表記を、行くあてもないのに換算しては、ため息をついていた。
(*敢えて日本円に換算せず、旅情をかき立てる手法は現在でも一部の雑誌で使われている)
既にTVマンガから遠ざかる年齢だったのだけど、この番組は毎週欠かさず見ていた。シモーヌが可愛いかったからだ。コスチュームも色っぽかったし(この時代にレオタードはあったのか?)・・・ 衣装を与えたド・フォルジュ家のロベール(自称“黒いチューリップ”)に喝采を贈りたい。
[主題歌・歌い出し]
飛べ飛べ流れ星 飛べ飛べ流れ星〜