昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Apr.2004
マンガ細事記
『憧れの 君は届かぬ 箱の中 』 マンガにまつわるえとせとら。
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おらぁグズラだど 1967

『快獣が 親の心を 懐柔し』

怪獣がおどろおどろしいモノから子供の友達になったのは1965年の暮れだった。『大怪獣ガメラ』が子供を救い、『怪獣大戦争』でゴジラがシェーをしてみせたのだ。その翌年の11月、怪獣の「怪」の字が「快」になった。『快獣ブースカ』。怪獣が等身大の友達になったのだ。

『ブースカ』の開いた地平に、やがて陽が昇る。1967年の『ちびっこ怪獣ヤダモン』と『おらぁグズラだど』。怪獣のカジュアル化の真打ちは『グズラ』だ。なぜなら、ブースカやヤダモンには可愛さがあったが、『グズラ』には“癒し”以外のプラスの要素はない。

タツノコプロは『ゴジラ』という偶像を徹底的に地に堕としてみせた。基本文法を押さえてる(造形とガ行で始まりラで終わる名前)のが確信犯なのを示している。しかも声が大平透、主題歌は青島幸夫と谷敬だった。【怪獣】は【諧獣】になった。

おかげで、当時のPTAの怪獣に対する認知度と好感度はおおいに向上した。おっとりした性格の友人が母親に『この子はグズラ』 と言われたのを憶えている。

突然思い出したけど、当時の僕のまわりでは、
おらぁグズラだドンキッ光速エスパーマン二号も遅れるな〜♪という尻取り歌が流行っていた。


[主題歌・歌い出し]
ウワーカッチョイー グズラだー
カッコマン
ドゥハァー
おらぁ グズラだどヒヒヒヒ〜
おらぁグズラだど
©タツノコプロ

▼おらぁグズラだど
放送局: フジテレビ系/毎週土曜日
放送期間:1967.10.7〜1968.9.25
番組提供 :森永製菓

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