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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
マンガ細事記
『憧れの 君は届かぬ 箱の中 』 テレビまんが歳時記。
使用した画像はアマゾンアソシエイトプログラム及び、竜の子プロダクションの掲載許諾を受けています。 配布や再掲載は禁止されています。
鉄腕アトム 1963
『鉄腕も バーゲンセールだ 新単位』

計量法の改定(ミリバール→ヘクトパスカル等)以来、馬力という言葉に触れる機会が減った。クルマの世界では相変わらず併用されているのは、馬力世代には目減りしたように見えて、商品価値が下がるからだろう。

アトムの10万馬力も今では7.4万Kw。なんだか損した気分だし、ゴロが悪くて歌詞にならない。

【ストーリー】
2003年4月7日。 天馬博士は息子・ 飛雄(トビオ)を交通事故で亡くし、息子そっくりのロボットを科学省の総力を結集して作りあげる。自分の子供として育てるが、やがて成長しないことに腹を立て、サーカスに売り飛ばす。 サーカスでアトムと言う名で働かされていたが、科学省長官のお茶の水博士の努力で、ロボットにも人権が認められるようになり、自由の身となる。

近頃、子供の頃に描かれた未来を現実が次々と追い越していく。実現されたもの、未だ叶わぬもの、陳腐化してしまったもの・・

SF作家ハインラインが1957年に『夏への扉』で描いた「文化女中器(自動掃除ロボット)」は最近実用化されたし、「製図器ダン」はCADになった。

『鉄腕アトム』のメカニズムは現在でも実現不可能なものが多いが、陳腐化してしまったものは胸のフタの中に入っていた真空管だ。

アトムの誕生を『アトム大使』の連載が始まった1951年だとすれば、既にAT&Tベル研究所でトランジスタによる音声信号の増幅実験が成功(1947年)しており、1951年には実用的なトランジスタが完成している。理系で新しいもの好きの手塚が知らなかったはずはないと思うのだ。

敢えて真空管を使ったのは、読者に分かりやすいようにとの配慮と、いまだに一部のオーディオ用アンプが真空管を用いるように、機械に生命の温もりを与えたかったからではないか?

かつて、TVの箱の中で真空管にゆっくりと明かりが灯るを眺めていた子供はそう信じたい。


[主題歌・歌詞]
空をこえて ラララ 星のかなた〜
鉄腕アトム
鉄腕アトムDVD情報>>


▼鉄腕アトム
フジテレビ系
1963年1月1日〜1966年12月31日

▼文化女中器、製図器ダン
ハインライン『夏への扉』

▼マンガ細事記・目次
63 鉄腕アトム
63 狼少年ケン
63 エイトマン
64 0戦はやと
64 ビッグX
64 少年忍者風のフジ丸
65 遊星少年パピイ
65 スーパージェッター
65 W3 ワンダースリー
65 ジャングル大帝
65 オバケのQ太郎
66 ハリスの旋風
66 おそ松くん
66 がんばれ!マリンキッド
66 レインボー戦隊ロビン
66 遊星仮面
66 魔法使いサリー
67 パーマン
67 冒険ガボテン島
67 ピュンピュン丸
67 キングコング 親指トム
67 かみなりぼうやピッカリビー
67 おらぁグズラだど
67 マッハGoGoGo
67 ドンキッコ
67 リボンの騎士
68 ファイトだ!!ピュー太
68 アニマル1
68 ゲゲゲの鬼太郎
68 怪物くん
68 妖怪人間ベム
68 あかねちゃん
68 巨人の星
69 ひみつのアッコちゃん
69 ハクション大魔王
69 もーれつア太郎
69 ムーミン
69 タイガーマスク
69 アタックNo.1
69 紅三四郎
70 キックの鬼
70 昆虫物語みなしごハッチ
70 いなかっぺ大将
70 のらくろ
71 アンデルセン物語
71 ど根性ガエル
73 荒野の少年イサム
73 新造人間キャシャーン
75 ラ・セーヌの星
75 一休さん
▼小説ヒーローの憂鬱
金田正太郎1963
早田進1968
鏡あつこ1973
東一郎1980
▼マンガ細事記別館
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▼その他のTVの話題
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