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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
スウィートメモリーズ
過ぎ去った夢だけが美しく見えるのは何故かしら?♪
▼スウィートメモリーズ
作詞:松本 隆/作曲:木村 雅朗 /唄:松田聖子
ウサギとカメ | バターココナツvsココナツサブレ
シスコ〜ココナツサブレ〜アロハ〜ココナツサブレはシスコ〜♪

ココナツ入りのビスケットといえば、日清製菓の『バターココナツ』(昭和43年)を思い浮かべる人が多いと思うが、シスコの『ココナツサブレ』(昭和40年)が先だ。その間に東鳩の『ハイココナツ』が生まれている。

『バターココナツ』は発売と同時に大ヒットした。先に出た『ココナツサブレ』を超えた理由は、『ココナツサブレ』があくまでもサブレのサクサク感を大事にしたのに対して、『バターココナツ』はリッチなバター風味とココナツの食感が受けたのかもしれない。見た目も照りがあって食欲をそそった。

さらにTVCMでの露出が多かったのと、パッケ ージに誇らしげに掲げられた「世界食品オリンピック・モンドセレクション・菓子部門金賞」のゴールドメダルが効いたのだと思う。 昭和43年といえばメキシコオリンピックの年だ。金メダルラッシュに沸いた東京大会の夢よもう一度。陳列棚で輝くメダルに目がいかぬはずはない。

平成3年。シスコは日清食品グループに加わり、日清シスコとなる。 一方、日清製菓は昭和59年から中国に進出。菓子部門の国内生産を打ち切り、平成4年に上海に合弁会社を設立した。以来、輸入品の『バターココナツ』と日清シスコの『ココナッツサブレ』が競合することとなった。

同じ日清の名(日清食品と日清製菓は別の会社で資本関係はない)の元にライバルが並立するという紛らわしい事態も、平成14年8月にワールドフーズ(旧・日清製菓)の倒産によって終止符が打たれた。子会社の不動産取得などが裏目に出たのだという。

日清シスコは健在だ。そのラインナップはシンプルで、シリアルの『シスコーン』や『エースコイン』ビスケットは現役だ。『ココナッツサブレ』の姉妹品に『バターサブレ』なるものがあるが、『バターココナツ』へのオマージュではないかと思うのだ。

時代の先頭を駈けて抜けて消えた 『バターココナツ』。地道に菓子作りを続けて生き残った『ココナッツサブレ』。無冠の勝者にメダルを贈りたい。


《補遺》
上海佳通日清食品有限公司から『バターココナツ』を輸入販売していたサニーデライト株式会社は、2006年6月1日に「日清製菓株式会社」へ改称。現在も輸入販売は続けられている。

 

▼バターココナツ
バターココナツ
▼モンドセレクション
日本で最初に参加したのはグリコ。昭和37年にアーモンドチョコレートが、ナッツ部門で金賞を受賞した。
モンドセレクションに関しては、後日レポートする予定。

▼ココナツ コナッツ?
ココナツサブレは現在ココナッツサブレと表記されている。私はシスコ時代のCMソングがココナツと発音しているのでココナツと記憶している。

現商標『ココナッツサブレ』は平成2年6月27日に日清シスコ株式会社によって出願され、 平成5年4月28日に登録されている。

▼食べ物エッセイ・目次
【チョコっとLOVE】
不二家ハートチョコレート
明治アルファチョコレート
不二家パラソルチョコレート
ロッテ・ラミー
不二家メロディ
明治アポロチョコ
明治チョコバー
チョコ年表
【スウィートメモリーズ】
ボンタンアメ
チロルチョコ
ポン菓子
ハーバード・ビスケット
アイスパイン
ノースキャロライナ
ロッテ・ラミー
バターココナツ/ココナツサブレ
【失恋レストラン】
チビ太のおでん
椰子のジュース
今川焼き
小池さんのラーメン
ポパイのホウレン草
【錬金術】
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松茸の味お吸いもの
カニカマボコ
シーチキン
シャンメリー
ハウスプリン・ママプリン
【ずっとソバに】
マルタイ・棒ラーメン
マルタイ・これだ
日清やきそば
長崎タンメン
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本中華 醤
寿がきや本店の味
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ビスケット・クッキー・サブレ
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【特集】
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