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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: april.2004
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小さなスナック
僕が初めて君を見たのは〜♪ 食べ物に関する雑記です。
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▼小さなスナック
作詞/牧ミエコ・作曲/今井久・唄/パープル・シャドウズ |
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やめられない とまらない〜♪ 『かっぱえびせん』が発売されたのは昭和39年。やめられない〜♪のCMが放映されたのは昭和44年だ。 『えびせん』は海老煎餅の略だが、煎餅を目指して作られたものではない。製造元の『カルビー』は戦後、米が不足していた時代に小麦で「あられ」を作ることに成功した。 昭和30年に『かっぱあられ』が発売され、『一番槍』や『鯛あられ』等のバリエーションがあった。『カルビー』の本社は昭和48年に東京へ移転するまで広島だったので、それらを食べた事があるのは西日本に住んでいた人に限られるかもしれない。 『一番槍』は、えび抜きの『えびせん』。『仮面ライダースナック』の塩味版を想像して欲しい。揚げた昆布が『柿の種』のピーナツの様に混じっていた。 『鯛あられ』は鯛の形でオレンジ色。蜜がけしてあって、やさしい甘さだった。 さて、『えびせん』が「やめられないとまらない」のは何故か? 絶妙な塩味が後を引く事は勿論だが、秘密は別の所にあると思う。「マッチポンプ」という言葉をご存知だろうか?「自分で火をつけておいて消火ポンプで消す」という意味だ。 『えびせん』の塩味は材料に練り混んだものではなく、出来たあとから振りかけたものだ。食べると指に調味料が残る。皆さん、その指を無意識に舐めていないだろうか? 舐めた指は濡れている。濡れた指は乾きを求めて再び『えびせん』へと向かう。無限連鎖だ。 米語では美味しい物を指して、“It's finger lickin' good.”( 指までしゃぶりたくなるほど美味しい)と表現する。 カルビーは『えびせん』の大ヒットを背景に昭和45年、ロサンゼルスにカルビーアメリカを設立し、海外進出を果たした。 敗戦のおかげで、米ではなく小麦で作られた『えびせん』はアメリカ人に指をしゃぶらせたのだ。 |
▼煎餅
干菓子の一。小麦粉に砂糖・鶏卵などを加え、型や鉄板に流して焼いたもの。関東では、水でといた米の粉を蒸して搗(つ)き、薄く伸ばして型で抜いたものを焼いて醤油などを塗ったものが多い。 -- 三省堂「大辞林 第二版」より ▼カルビー 「カル」はカルシウム、「ビー」はビタミンB1 。 『かっぱあられ』の発売時に、シンボルキャラクターとして清水崑のかっぱのデザインを採用。 |
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