「練金術 」〜 イミテイション・ゴールド
色がちがう 味がちがう 香りがちがう 値段がちがう♪戦後、急速に欧米化し、豊かになった食生活。とはいえ、いかんせん資源と経済力が足かせとなっていた。 が、足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。 昭和の錬金術をレポートする。 |
▼ イミテイション・ゴールド 作詞・阿木燿子/ 作曲・宇崎竜童/唄・山口百恵 |
下町のドン・ペリニョン : シャンメリー
昭和22年東京。進駐軍の飲むシャンパンを大衆が飲めるようにと『ソフトシャンパン』(シャンパン風密栓炭酸飲料)が誕生した。その後、多くの中小企業が参入し、クリスマスパーティー用として三角帽やクラッカーとともに販売するという企画が当たり、一気に普及した。 昭和48年にフランス政府からシャンパンの名称の使用禁止を求められ、『*シャンメリー』に改称した。(*全国シャンメリー協同組合の登録商標) 『シャンメリー』の年間生産量は約2400Kl。標準的な瓶の容量である360mlで換算すると860万本。その殆どがクリスマスイブという限られた日に、未成年者のいる家庭(約1500万世帯)で消費されるとすれば、2世帯に1本の割合で飲まれていることになる。 一方、シャンパンの*対日輸出量は年間500万本。 過去10年間で5倍に増加したという。(*シャンパーニュ委員会/2003) 私見だが、ブームを支えたのはバブル期に成人となった*団塊ジュニア世代だと思う。(*1971〜74年生まれ) 『シャンメリー』が生まれたのは*団塊の世代の誕生と同じ時期だ。子供時代に体験したクリスマスパーティを次の世代へ伝え、それが本物のシャンパンを受け入れる素地となったのではないだろうか?(*1947〜51年生まれ) 『シャンメリー』は《ラムネ》や《びん詰コーヒー飲料》と同様に、中小企業で生産されている。普及に至る地道な努力はシャンパンの生みの親、ドン・ペリニヨンの努力に匹敵する。下町のドンペリに乾杯! (*参考文献:全国清涼飲料協同組合連合会ホームページ) 《余談》 1975年にコカコーラから発売された『ファンタ・ゴールデングレープ』はシャンメリーの様だった。それまで、ファンタ・グレープに使われていた着色料が問題となり、カラメル色素を使った『ゴールデングレープ』に生まれ変わったが、短命に終わった。 |
▼シャンメリー ![]() シャンメリー通販情報>> ▼シャンメリーの年間生産量 炭酸飲料のJAS格付からみたフレーバー別の生産動向/1999〜2002年平均。 ▼食べ物エッセイ・目次 【失恋レストラン】 チビ太のおでん 椰子のジュース 今川焼き 小池さんのラーメン ポパイのホウレン草 【錬金術】 魚肉ソーセージ 松茸の味お吸いもの カニカマボコ シーチキン シャンメリー ハウスプリン・ママプリン 【ずっとソバに】 マルタイ・棒ラーメン マルタイ・これだ 日清やきそば 長崎タンメン サッポロ一番・味噌ラーメン 出前一丁 明星ラーメン・ちびろく 明星ラーメン・ビーフ味 そばゲッティ ハウス・シャンメン 王風麺 本中華 醤 寿がきや本店の味 アルキメンデス 【小さなスナック】 ビスケット・クッキー・サブレ かっぱえびせん のりたま 源氏パイvsうなぎパイ 冷蔵庫のデザート クノールスープ 【特集】 ミリンダに会いたい 【チョコっとLOVE】 不二家ハートチョコレート 明治アルファチョコレート 不二家パラソルチョコレート ロッテ・ラミー 不二家メロディ 明治アポロチョコ 明治チョコバー チョコ年表 【スウィートメモリーズ】 ボンタンアメ チロルチョコ ポン菓子 ハーバード・ビスケット アイスパイン ノースキャロライナ ロッテ・ラミー バターココナツ/ココナツサブレ 昭和のエッセイ集トップページ |