色がちがう 味がちがう 香りがちがう 値段がちがう♪
戦後、急速に欧米化し、豊かになった食生活。とはいえ、いかんせん資源と経済力が足かせとなっていた。 が、足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。 昭和の錬金術をレポートする。
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Update: Dec.2005
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「練金術 」〜 イミテイション・ゴールド
色がちがう 味がちがう 香りがちがう 値段がちがう♪
戦後、急速に欧米化し、豊かになった食生活。とはいえ、いかんせん資源と経済力が足かせとなっていた。 が、足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。 昭和の錬金術をレポートする。 |
▼ イミテイション・ゴールド
作詞・阿木燿子/ 作曲・宇崎竜童/唄・山口百恵 |
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昭和22年東京。進駐軍の飲むシャンパンを大衆が飲めるようにと『ソフトシャンパン』(シャンパン風密栓炭酸飲料)が誕生した。 その後、多くの中小企業が参入し、クリスマスパーティー用として三角帽やクラッカーとともに販売するという企画が当たり、一気に普及した。 昭和48年にフランス政府からシャンパンの名称の使用禁止を求められ、『シャンメリー』に改称した(全国シャンメリー協同組合の商標登録)。 『シャンメリー』の年間生産量は約2400Kl。標準的な瓶の容量である360mlで換算すると860万本。その殆どがクリスマスイブという限られた日に、未成年者のいる家庭(約1500万世帯)で消費されるとすれば、2世帯に一本の割合で飲まれていることになる。 一方、シャンパンの対日輸出量は年間500万本(シャンパーニュ委員会/2003)。 過去10年間で5倍に増加したという。 私見だが、ブームを支えたのはバブル期に成人となった団塊ジュニア世代(1971〜74年生まれ)だと思う。 『シャンメリー』が生まれたのは団塊の世代(1947〜51年生まれ)の誕生と同じ時期だ。子供時代に体験したクリスマスパーティを次の世代へ伝え、それが本物のシャンパンを受け入れる素地となったのではないだろうか? 『シャンメリー』は《ラムネ》や《びん詰コーヒー飲料》と同様に、中小企業で生産されている。普及に至る地道な努力はシャンパンの生みの親、ドン・ペリニヨンの努力に匹敵する。下町のドンペリに乾杯! (*参考文献:全国清涼飲料協同組合連合会ホームページ) 《余談》 1975年にコカコーラから発売された『ファンタ・ゴールデングレープ』はシャンメリーの様だった。それまで、ファンタ・グレープに使われていた着色料が問題となり、カラメル色素を使った『ゴールデングレープ』に生まれ変わったが、短命に終わった。 |
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