平成用語の基礎知識
言葉にすれば嘘に染まる♪ |
▼ダンシングオールナイト 作詞・水谷啓二 作曲・もんたよしのり 唄・もんた&ブラザーズ |
はんぱない
半端ない[形]凄い、大変な中途半端はやめて〜♪ 子供の頃、これを歌うと大人のヒンシュクを買ったものだ。 ちょいワル、エロかわ、プチセレブ・・・、かつてのスターはそんな中途半端じゃ売れなくて、奥村チヨは今で言えば、「はんぱなく」エロかった。 「はんぱない」という言葉は、「半端じゃない」「半端ではない」の略だが、よく考えてみれば、半端じゃないのなら普通なだけで、「超」や「すげー」 の意味はない。 これは、若者が間違えてるわけではなくて、昭和の時代にも「その数は半端ではない」といえば、夥しい(オビタダシイ)数があることを指していた。 本来、「尋常ではない」「並大抵ではない」というべきなのが、どこかで混同してしまったのだろうか? 「はんぱない」が定着してしまうと、そのうち、「みっともない」が「みっともいい」とか「みっともよくない」とか、意味不明の言葉に変化したように、「はんぱねぇ」の丁寧語は「はんぱいいものではありません」になるかも知れない。 どっちかはっきりさせて 嘘なの本当なの♪ そういう状況にちょっとイラッと(<平成語)している、昭和生まれの私である。 |
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