想い出はモノクローム 色を点けてくれ♪
色にまつわる昭和CM史。
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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: Jul.2005
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君は宣伝色
想い出はモノクローム 色を点けてくれ♪
色にまつわる昭和CM史。 |
▼君は天然色
作詞・松本隆/作曲・大瀧詠一/唄・大瀧詠一 |
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息をきらし胸をおさえて 久しぶりねと君が笑う♪ 79年のカネボウ春のキャンペーンは『君は薔薇より美しい』。笑ったのはオリビア・ハッセイ、歌ったのは布施明だった。 化粧品のキャンペーンには、春は口紅、夏はファンデ、秋はアイメーク、冬は基礎化粧品という不文律がある。カネボウの主張は「この春の唇を薔薇色に」というものだが、「薔薇より美しい」には別の理由があった。 ライバル資生堂のキャンペーン『劇的な、劇的な春です。レッド』が、映画『ベルサイユのばら』とのタイアップだったからだ。両社のキャンペーンがこれほどがっぷり四つに組み合った例は珍しい。 化粧品のキャンペーンからヒット曲が生まれるようになったのは70年代後半で、資生堂とカネボウのキャンペーンソングが、初めて一年を通して出揃ったのは78年。商品の売り上げはともかく、楽曲のヒットに関しては資生堂に分があった。
そして迎えた79年。カネボウに勝機が訪れた。資生堂のウリが『ばら』なのは事前に分かっていた。映画の制作には時間がかかるからだ。カネボウは止まっている球を打った。 『君は薔薇より美しい』に起用されたオリビアに、 私(の世代)は「あのジュリエットが・・」と驚いた。『ロミオとジュリエット』以降、作品に恵まれなかった彼女だったが、当時の映画雑誌の人気投票では常に上位で、巻頭グラビヤの常連だったのだ。 資生堂のレディ・オスカルを演じたのは新人女優カトリオナ・マッコール。オリビアと同じく人気投票の上位だったドミニク・サンダを押しのけての抜擢だった。CMでは白馬にまたがり剣を振るう映画のシーンが流れた。 キャッチコピーはカネボウの勝利で、鳴り物入りの映画は不振に終わった。商品の売り上げの軍配がどちらに上がったのかは寡聞にして不明である。 結局、薔薇戦争の勝者はオリビアと結ばれた布施明だったのかも知れない。 |
▼君は薔薇より美しい 予告CM
![]() ![]() ▼君は薔薇より美しい ![]() CD商品情報>> ▼ベルサイユのばら ![]() DVD商品情報>> 池田理代子の漫画を原作にした日=仏合作。 監督:ジャック・ドゥミ 音楽:はミシェル・ルグラン 出演:カトリオナ・マッコール ▼資料:化粧品キャンペーン年表>> ▼関連記事:君は薔薇より美しい>> |
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