想い出はモノクローム 色を点けてくれ♪
色にまつわる昭和CM史。
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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
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Update: Apr.2006
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君は宣伝色
想い出はモノクローム 色を点けてくれ♪
色にまつわる昭和CM史。 |
▼君は天然色
作詞・松本隆/作曲・大瀧詠一/唄・大瀧詠一 |
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ダバダ〜ダ〜ダ〜ダバダ〜ダバダ〜♪ 松山善三、4*歳・・違いがわかる男のネスカフェ・ゴールドブレンド。 この連作CMが始まる2年前の1967年。『ゴールドブレンド』は、粉末コーヒー『ネスカフェ』の上位ブランドとして誕生した。 50年代末にブームが始まったインスタント食品市場は、経済と共に成長し、東京オリンピックを経て豊かさを実感出来る時代に差し掛かると、「手軽で安い」モノから先の方向性をさぐり始めた。 口火を切ったのは65年のS&B『ゴールデンカレー』だったと思う。定価100円。相場の2倍もする高級品だった。横型のカレーの箱が並ぶ店頭で、金色に輝く縦型の箱は燦然と輝いて見えたものだ。 折りしも、007・・ダブルオーではなくゼロゼロセブン・・の『ゴールドフィンガー』がヒット、東京オリンピックの金メダルラッシュの興奮も醒めやらぬ頃だった。 ネッスル(現ネスレ)の『ネスカフェ』のライバルは、ゼネラルフーヅ(現AGF)の『マックスウェル』だったが、『ゴールドブレンド』誕生の翌68年に上位版『ユーバン』を発売した。 これらの高級インスタントコーヒーの特徴は、フリーズドライの顆粒だった。見た目の差別化にも大いに貢献したと思うが、子供の私が嬉しかったのは、粉末よりも冷水に溶けやすく、コーヒー牛乳を作るのに便利だったことだ。 もちろん、コーヒーとしての風味の良さは子供にも分かる程で、金色のパッケージには高級感が漂っていた。「違いがわかる〜」CMが始まった69年には、元々高級品だった森永『ハイクラウンチョコレート』の上位版『ハイクラウン・ゴールド』が発売された。 当時は『ゴールド』の一言で有無を言わせなかった時代だったが、その後、舌や目の肥えた消費者には、「炭火焙煎」だの「粗挽きネルドリップ」だのと、能書きを並べないと売れない時代を迎えた。 現在は「違いがわかる男」が増えたせいか、広告コピーは「違いを楽しむ人の、ネスカフェ・ゴールドブレンド」となっている。 |
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