BBS昭和の話題 - 掲示板
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
君は宣伝色
想い出はモノクローム 色を点けてくれ♪
色にまつわる昭和CM史。
▼君は天然色
作詞・松本隆/作曲・大瀧詠一/唄・大瀧詠一
ライオネス・コーヒーキャンディ/1964年

スジャータ スジャータ 白いひろがり スジャータ♪

日本人に「白は恋人の色」というイメージを刷り込んだのは、映画『白い恋人達』とベツィ&クリスの歌う『白い色は恋人の色』だろう。

ダメ押ししたのは1976年発売の銘菓『白い恋人』だが、同じ年に異議を唱える商品が登場した。コーヒー用合成クリーム『スジャータ』だ。

キャッチフレーズは“褐色の恋人”。メーカーの『めいらく』は《 「褐色の恋人」とは、まるでコーヒー(褐色の飲み物)の 恋人のようにいつもそばに、という意味です。 また、容器が褐色であることからもこのキャッチフレーズが生まれました》 としている。

『スジャータ』は発売当初、テトラパック入りだった。“褐色の恋人”は76年の赤いミニカップの時から表示しているので、容器が褐色という理由は後付だろう。

この“褐色の恋人”という表現には違和感がある。普通に解釈すれば、褐色は恋人を修飾するので、白い『スジャータ』が褐色であるかのように聞こえる。

『*夏色のナンシー』はナンシーが夏色なんであって、ナンシーの彼氏や住んでる場所が日焼けしていると言いたいわけじゃないだろう。(*早見優 '83)

“お口の恋人”のような定番をイメージするフレーズが欲しかったが、“白い恋人”ではお菓子の二番煎じになるから少々の無理は覚悟で、という理由じゃないだろうか?

ライオネスコーヒーキャンディ 本場のコーヒーの味♪

個人的には正調“褐色の恋人”は『ライオネスコーヒーキャンディ』だ。TVCMにリスが登場するのは、当時ハイソなペットとして人気があったからだろうが、不可解なのは“ライオネス”というネーミングだ。

発売元はライオン菓子だが、元は篠崎製菓でライオンとは関係ない。ブランドネームという訳でもなさそうで、創業以来の主力商品『バターボール』にライオネスの冠はつかない。

飴の色がライオンを思わせるからかも知れないが、ライオネス(雌ライオン)としたのは、王者(ライオン)とネス(カフェ)を組み合わせた暗喩ではないか?

褐色に秘められた謎は深い。
▼コーヒーキャンディー
ライオネスコーヒーキャンディ
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▼初期のスジャータ
スジャータ
昭和39年11月発売。


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