陽のあたらない名車列伝
幻の自動車雑誌、ニ亥社『カークラシック』の記事から、忘れ去られた名車を発掘する。 |
![]() Author : Jack |
ホープスター FC360 1967年
鈴木自動車は,4月1日,新型車『ジムニー』の発表に際し,開発のきかっけとなったホープ自動車の軽四輪駆動車「ホープスター・ON型4WD」の製造権譲渡時の資料を公表した.権利にはON型と同時に開発された多目的貨物車が含まれ,ON型が好調であれば発売予定であった,FC360の広報資料が公開された. *以上、カークラシック1970年5月号より抜粋。文中の句読点「,.」は原文ママ。 【解説】 三輪、キャブオーバーと、国産車の新市場を開拓してきたホープ自動車は、四輪駆動の軽自動車を開発するにあたって、多目的貨物車も開発していた。 先例としてメルセデスのウニモグがあるが、ホープはレジャーユースも見据えたバンタイプを用意する等、当時としては先進的で、ホンダがバモスを発売するのは3年後であった。 鈴木はジムニーに続いて、FCのコンセプトを引き継いだ車を計画していたが、ホンダ・バモスの不振に、二の足を踏んだといわれる。 初代ジムニーのフロントグリルにその名残りを見ることが出来る。 この記事は実在の人物・商品・団体名を使用していますが、フィクションであり、事実とは異なる記述が含まれています。 |
![]() 車名:ホープスターFC360 型式OT6 会社名:ホープ自動車(株) 車種・用途 :貨物 機関: 排気量:359cc 21ps/5500rpm 変速機:4MT 駆動方式4WD ▼ボディ・バリエーション ![]() ![]() ▼スズキ・ジムニー ![]() 【幻の名車列伝】 マツダ・キャロル・ロータリー 本田・S1300 本田・シビック・4WD 本田・ステップバン1500 日産・セドリック・クーペ 日産・ミッドシップ・チェリー 日産・スカイライン240GT−R トヨタ・1600GT ホープスター・FC360 いすゞ・フローリアン・ロータス 日野・コンテッサ・1300G 【子供時代の自動車レポート】 マツダR360クーペ 昭和36年 フォード・タウヌス17M 昭和40年 コルベット・スティングレイ 昭和40年 マツダ・キャロル360 昭和41年 ダットサン・ブルーバード 昭和41年 日産セドリック 昭和42年 日野コンテッサ900 昭和43年 三菱コルト800 昭和44年 いすゞヒルマン・ミンクス 昭和45年 【車にまつわるエッセイ】 デラックスとドルックス シャルマンとルマンド パブリカとCの法則 赤いトラクターとブルーバード 昭和の車グラフィティ目次 昭和のエッセイ集>> |
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ホープスター FC360の真実
ホープ自動車株式会社は1950〜60年代に軽オート三輪、キャブオーバートラックを開発して市場を開拓したが、後追いの大手メーカーに対抗出来ず、65年に一時撤退を余儀なくされた。67年に日本初の軽四輪駆動自動車「ホープスターON型4WD」を開発し販売するが、商業的には失敗に終わり、製造権は鈴木自動車工業に買い取られ、後のジムニーの礎となった。 ホープ自動車は当初、三菱に話を持ちかけたが、JEEPのライセンスの関係で難しかったと想像される。仮に三菱が製品化していれば、パジェロの登場時期とデザインは大きく変わっていただろう。 ホープスターFC360は架空の車です。画像はJEEP FC(フォワード・コントロール)を元に加工したものです。 |
▼ホープスターON型4WD
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