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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/04/01
陽のあたらない名車列伝
幻の自動車雑誌、ニ亥社『カークラシック』の記事から、忘れ去られた名車を発掘する。


Author : Jack
ホンダ シビック・カルテット 1976年
シビックの大ヒットで起死回生を果たしたホンダは,アコードから始まる新ラインナップ計画を発表した.

アコード(和音・和声),プレリュード(前奏曲),バラード,クイント(五重奏)・・・そして,今回発売されたのがカルテットである.四重奏という名のシビックは,その名の示す通り四輪駆動で,オールマイティなレジャーカーを目指したと言う.

バモス,ステップバンと新境地へチャレンジして来たホンダだが,果たして三度目の正直となるか・・・

*以上、カークラシック1976年5月号より抜粋。文中の句読点「,.」は原文ママ。

【解説】
シビック3ドアをベースにビスカスカップリングでフルタイム四輪駆動化。 エンジンはアコード用の1600ccを搭載。ボディパネルは共通だが、リフトアップされ、アンダーガードが追加された。リアに背負ったスペアタイアが外観上の特徴。

ディーラーオプションでブリジストンのラリー専用ラジアルRD302が用意されたが、積雪路もアイスバーンでなければノーマルタイアで十分な走破性を発揮した。

CMはレナウンの『シンプルライフ』とタイアップ。モデルはピーター・フォンダ、CMソングはオリビア・ニュートン・ジョンの『カントリーロード』が起用された。

四輪駆動乗用車は富士重工のレオーネに次ぐ二番目。フルタイムはアウディクワトロの登場より4年早かった。当時はRV市場が成熟しておらず、早すぎた誕生は自らの寿命を縮める結果となった。

ホンダは1979年に英国BLMC社と提携。欧州ではランドローバー・ミニとして販売され、一部の愛好家から支持されたが、燃費が悪く高価で、小型車としての合理性に欠ける為、商品としては失敗だった。

2代目シビックのラインナップからはずされ、この失敗からホンダは4WDには消極的になった。 後のゴルフ・シンクロ、カントリ-に影響を与えたといわれる。

次回予定 日産セドリック・プリンセス

この記事は実在の人物・商品・団体名を使用していますが、フィクションであり、事実とは異なる記述が含まれています。
シビック4wd
車名:シビック・カルテット 型式SB-Q
会社名:本田技研(株)
車種・用途 :乗用
機関:直4 OHC
排気量:1599cc 82ps/5300rpm
変速機:5MT 駆動方式4WD
最高速度:140Km/h

▼4WDメカニズム
シビック4wd

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