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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/04/01
陽のあたらない名車列伝
幻の自動車雑誌、ニ亥社『カークラシック』の記事から、忘れ去られた名車を発掘する。


Author : Jack
日野 コンテッサ・ゴルディーニ 1966年
日野自動車は,3月10日からスイスで開催されるジュネーブショーの出展内容を発表した.1300セダン,クーペ各1台は基本的に日本国内仕様と同一だが、注目すべきは特別仕様のセダンである.

米国や国内のサーキットでのレース活動ではクーペが活躍しているが,ラリーが盛んな欧州では,セダンの販促に効果があるということで,RR車のチューニングで定評のあるゴルディーニに開発が託された.

トヨタ自動車との提携が噂されているが,ラリーに参加ということになれば,トヨタの欧州進出に大きな力を発揮するものと思われる.

*以上、カークラシック1966年3月号より抜粋。文中の句読点「,.」は原文ママ。

【解説】
日野自動車の乗用車参入はルノーのノックダウン生産から始まった。コンテッサのRRレイアウトは、ルノーのDNAを受けついでいるといえる。

そのルノーのチューナーとして名高いのがアメデ・ゴルディーニで、コンテッサを託したのは、政治的なしがらみを別にすれば、正しい選択であった。

ゴルディーニチューンのGR100型エンジンは90PSを発揮。ブレーキは4輪ディスクブレーキが奢られた。外装ではヘッドランプ周りのクロームモールを排し、大型のドライビングランプが装備された。

日野自動車は1966年にクーペのライトウェイト版1300Lを少量生産し、翌年に販売した。同時にセダンの軽量ボディも生産し、1300Gとして発売予定であったが、見送られた。

ルノー8との競合で、ゴルディーニ仕様が実現せず、1500ccエンジン搭載が検討されたが、67年秋にトヨタとの提携が正式に発表され、コロナとの共存が難しいことから、セダンの高性能化は廃案となった。

同年、コンテッサは生産中止となり、日野自動車の乗用車の歴史に終止符が打たれた。

次回予定 日産セドリック・プリンセス


この記事は実在の人物・商品・団体名を使用していますが、フィクションであり、事実とは異なる記述が含まれています。


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日野コンテッサ・ゴルディーニ 1300G
車名:日野コンテッサ・1300G 型式PD200
会社名:日野自動車工業(株)
車種・用途 :乗用
機関:直4 OHV
排気量:1251cc 85ps/6500rpm
変速機:4MT 駆動方式RR

▼コンテッサ1300クーペ
日野コンテッサ1300クーペ

▼ゴルディーニチューンのGR100型エンジン
ゴルディーニ エンジン


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