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昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Updated 2009/02/21
眠れぬ夜
眠れない夜と雨の日には 忘れかけてた愛がよみがえる♪
70年代の読書メモ。
▼眠れぬ夜
作詞・作曲/小田和正/唄・オフコース
ガラスの仮面/美内すずえ 1976年〜未完
1976年は《少女まんが》と《少年まんが》界のメモリアルイヤーだ。『花とゆめ』に『ガラスの仮面』、『少年ジャンプ』 に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が連載開始され、30年後の今に至っているからだ。

『こち亀』は一度も休載せずに連載記録を継続中で、コミックは100巻を超える。正真正銘の金字塔だろう。が、私は連載当初の“山止たつひこ”時代に、弟の『ジャンプ』のお裾分けを貰っていただけだった。

愛読者といえるのは、もう一方の『ガラスの仮面』で、今も次回作を心待ちにしている。いや、待たされ続けている(同志諸君はここで首が折れるほど頷いているはず)。

ストーリーは、何のとりえもない平凡な少女が、往年の大女優に才能を見いだされ、ライバルと切磋琢磨しながら困難を乗り越え、伝説の名作『紅天女』の主演を目指す大河ドラマ。

私が初めて読んだのは、連載から数年経ってからだった。友人から借りたコミックに、「世の中にこんなに面白いものがあるのか」と、寝食を忘れてのめり込んだ。

なにしろ、『足長おじさん』のジュディが“岡ひろみ”で、“星一徹”の指導の下、力石徹と競うのだ。コミック化を待ちきれず、『花とゆめ』を買うようになった。

昭和30年代生まれには懐かしい画風は懐古趣味を狙っているわけではない。ある理由で、作中の時間の流れが滞ったままなのだ。理由は言わない。あなたにも仲間になって欲しいからだ(笑)。

コミックの23巻で『失恋レストラン』や『キッスは目にして』が流れるが、作中の時間はそれから最新刊まで二年程しか経っていない。渋谷のプラネタリウムも健在だ。

『ガラスの仮面』が今後打ち立てるはずの記録は、決して褒められたものではないけれど、読者に生きる希望を与えると言う意味では金字塔だろう。北島マヤの『紅天女』を観るまでは死んでも死にきれないからだ。

大河ドラマなのは、むしろ親子二世代で待つ羽目になった読者の人生かも知れない。
ガラスの仮面
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▼眠れぬ夜・目次
トーマの心臓
アクロイド殺人事件
ガラスの仮面
白い本
ティファニーで朝食を
ペーパームーン
スターキング
太陽がいっぱい
ニーナの日記
セゾン・ド・ノンノ/パリ大地図帳
リーダーズダイジェストとフェーマススクールズ
成吉思汗の秘密
知的生産の技術
お楽しみはこれからだ
すてきなあなたに

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